しきぶ‐しょう【式部省】
律令制で、太政官八省の一。文官の考課・選叙・禄賜など人事一般を取り扱い、大学寮・散位寮を管理した。のりのつかさ。
のり‐の‐つかさ【式部省】
⇒しきぶしょう
しきぶ‐しょく【式部職】
宮内庁の一部局。皇室の祭典・儀式・交際および雅楽などをつかさどる。しきぶしき。
しきぶ‐の‐たいふ【式部の大夫】
式部省の第三等官である丞(じょう)で五位に叙せられた者の称。しきぶのたゆう。
しきぶ‐ぶし【式部節】
古浄瑠璃の一。江戸の広瀬式部太夫が貞享・元禄(1684〜1704)のころに創始。
しきぶ‐りょう【式部寮】
明治4年(1871)8月、式部局を改称したもの。明治17年(1884)式部職に改称。
しき‐ほう【式法】
正しい儀式・作法。
しき‐ぼう【式帽】
儀式に用いる帽子。
しき‐もく【式目】
《「式」は法式、「目」は条目の意》 1 中世、法規を箇条書きにしたもの。貞永(じょうえい)式目(御成敗式目)・建武式目など。式条。 2 連歌・俳諧を詠むときに守るべき規則。また、それを記した書。...
しきもく‐うた【式目歌】
連歌や俳諧の式目を覚えやすいように歌にしたもの。式目掟(おきて)歌。