むらさきしきぶにっき【紫式部日記】
平安中期の日記。2巻。紫式部作。寛弘5年(1008)秋から同7年正月までの宮仕えの見聞・感想・批評などを仮名で記したもの。日記文と消息文とからなる。
めいろく‐しゃ【明六社】
日本最初の学術団体。明治6年(1873)森有礼(もりありのり)が、福沢諭吉・加藤弘之・中村正直・西周(にしあまね)らと結成。機関誌「明六雑誌」を発行、開化期の啓蒙に指導的役割を果たしたが、明治8...
め‐おぼえ【目覚え】
忘れないための目印。また、見覚え。「戻りかかって大宅惟弘—つよき太刀袋」〈浄・祇園女御〉
もうこしゅうらいえことば【蒙古襲来絵詞】
鎌倉後期の絵巻。2巻。奥書に永仁元年(1293)の年紀が残り、このころの作とされる。文永・弘安の役に参加した肥後の武士竹崎季長(たけざきすえなが)が、みずからの戦功を中心に描かせたもの。描写は正...
やくおう‐じ【薬王寺】
福島県いわき市にある真言宗智山派の寺。山号は、延寿山。平安初期に徳一が薬師堂を建立したのに始まるという。
東京都中野区新井にある真言宗豊山派の寺。山号は、松高山。通称、新井薬師。開創は天正1...
やさしいていはくち【優しい碇泊地】
坂上弘の長編小説。平成3年(1991)刊。同年、第43回読売文学賞小説賞および、第42回芸術選奨文部大臣賞受賞。
やまうち【山内】
姓氏の一。 [補説]「山内」姓の人物山内一豊(やまうちかずとよ)山内一弘(やまうちかずひろ)山内豊信(やまうちとよしげ)山内溥(やまうちひろし)山内容堂(やまうちようどう)
やまぐち【山口】
姓氏の一。 [補説]「山口」姓の人物山口薫(やまぐちかおる)山口勝弘(やまぐちかつひろ)山口華楊(やまぐちかよう)山口(やまぐち)シヅエ山口誓子(やまぐちせいし)山口青邨(やまぐちせいそん)山口...
やまとひめのみことせいき【倭姫命世記】
神道五部書の一。1巻。神護景雲2年(768)禰宜(ねぎ)五月麻呂(さつきまろ)の撰と伝えるが、建治・弘安(1275〜1288)のころ、伊勢外宮の神官の渡会行忠(わたらいゆきただ)の撰になったもの...
やよい‐いこいのひろば【弥生いこいの広場】
青森県弘前市にある野外のレクリエーション施設。岩木山のふもとに位置し、動物広場やオートキャンプ場などがある。