さいせんれい‐は【再洗礼派】
宗教改革時代、ドイツ・スイス・モラビアなどで起こった急進的プロテスタントの一派。幼児洗礼を認めず、自覚的信仰に基づく成人の洗礼を唯一の洗礼と主張した。その極端な教理により各地で迫害・弾圧された。...
さくらだもんがい‐の‐へん【桜田門外の変】
安政7年(1860)3月3日、勅許なく安政の仮条約に調印し、安政の大獄などで弾圧を行った大老井伊直弼(いいなおすけ)が、水戸・薩摩(さつま)の浪士らに桜田門外で暗殺された事件。 吉村昭の歴史...
さんぶ‐いっそう【三武一宗】
中国で、仏教を弾圧した四人の天子。北魏の太武帝、北周の武帝、唐の武宗、後周の世宗。
さんぶんか‐ひろば【三文化広場】
《La Plaza de Tres Culturas》メキシコの首都メキシコシティーにある広場。アステカ王国時代の遺跡、16世紀建造のサンティアゴ教会、近代の高層建築という三つの時代の文化を見ら...
さんべつ‐かいぎ【産別会議】
《「全日本産業別労働組合会議」の略称》昭和21年(1946)各種の産業別組合が共同闘争を目的として結成した全国組織。第二次大戦後の労働運動の中核となったが、弾圧や内部分裂によって弱体化し、昭和3...
サン‐マリノ【San Marino】
イタリア半島北東部にある、世界で5番目に小さな国。正称、サンマリノ共和国。ヨーロッパ最古の共和国。首都サンマリノ。4世紀初めにローマ帝国のキリスト教弾圧を逃れてティターノ山にこもったマリノらが建...
し‐そう【思想】
[名](スル) 1 心に思い浮かべること。考えること。考え。「新しい—が浮かぶ」「普天下の人をして自由に—し」〈中村訳・自由之理〉 2 人生や社会についての一つのまとまった考え・意見。特に、政治...
しゃかいしゅぎしゃちんあつ‐ほう【社会主義者鎮圧法】
1878年、ドイツの宰相ビスマルクが社会主義団体を弾圧する目的で制定した法律。かえって社会主義者たちの団結を強める結果となり、1890年に廃止された。
しゅうかい‐じょうれい【集会条例】
明治13年(1880)政府が自由民権運動を弾圧するために制定した法令。集会・結社を厳しく規制したもので、のち、「集会及政社法」、さらに「治安警察法」に引き継がれた。
しんきょう‐げきだん【新協劇団】
昭和9年(1934)村山知義らが結成した劇団。主に社会派の戯曲を上演したが、昭和15年(1940)弾圧により解散。戦後に再建されたが、昭和34年(1959)東京芸術座となる。