とき‐がり【時借り】
一時的に金などを借りること。当座の借り。「お島は浜屋から—をして来た金を」〈秋声・あらくれ〉
とり‐あ・う【取り敢ふ】
[動ハ下二] 1 余裕をもって取る。ちゃんと取る。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「蓑も笠も—・へで、しとどにぬれて惑ひ来にけり」〈伊勢・一〇七〉 2 前もって用意する。準備する。「かね...
とりひきていし‐しょぶん【取引停止処分】
手形交換所の規則に基づく手形の不渡り処分。同一の手形交換所管内で、6か月以内に2回、手形・小切手の不渡りを出した者について、向こう2年間にわたり、その手形交換所に参加している金融機関との当座勘定...
な‐じみ【馴染み】
1 なれ親しんで知っていること。また、その人。「—の店」「昔の—に会う」 2 同じ遊女のもとに通いなれること。また、その客。遊女の側からもいう。 3 長年つれ添った夫、または妻。「—に別れての当...
な‐よせ【名寄せ】
1 人・物・名所などの名を寄せ集めること。また、そのもの。「名所の—」 2 同じ名義で普通預金・定期預金・当座預金など複数の口座を持っている場合、それらを一つにまとめること。本当の預金者を特定し...
にちぎん‐とうざよきん【日銀当座預金】
金融機関が日本銀行に保有している当座預金。他の金融機関・日銀・国との取引の決済手段、個人や企業に支払う現金通貨の支払い準備としての役割があり、日銀当座預金残高は準備預金制度で義務付けられた準備預...
にっぽんぎんこう‐きんゆうネットワークシステム【日本銀行金融ネットワークシステム】
日本銀行とその取引先の金融機関との間をネットワークで結び、資金や国債の決済をオンラインで処理するシステム。日本銀行が運営。日銀当座預金による銀行間決済や、外国為替取引に伴う円資金決済、国債の振替...
ね‐ていとう【根抵当】
継続的な取引関係から生じる債権を担保するため、あらかじめ一定の限度額を定めておき、将来確定する債権をその範囲内で担保する抵当権。当座貸越契約の際などに設定。
はば‐め・く【幅めく】
[動カ四]はばがきく。はぶりがよい。「当座機に入りたる者を、遠類まで—・くやうにするは」〈甲陽軍鑑・二四〉
パーソナル‐チェック【personal check】
個人小切手。個人の日常生活に利用する目的で金融機関に開設した個人当座預金によって振り出すもの。