ちんぎょ‐らくがん【沈魚落雁】
《「荘子」斉物論の「毛嬙麗姫、人の美とする所也、魚之を見て深く入り、鳥之を見て高く飛ぶ」すなわち、人の目には美しく見えるものも、魚や鳥はこれを見て驚いて逃げる意から》魚や雁も圧倒されるほどの美人...
っこ‐な・い
[接尾]《形容詞型活用》動詞の連用形に付いて、…はずがない、…わけがない、の意を表す。「そんなことを言っても、でき—・い」「彼にはわかり—・い」
っぽ・い
[接尾]《形容詞型活用》名詞や動詞の連用形などに付く。 1 …を多く含んでいるという意を表す。「粉—・い」 2 …の傾向が強いという意を表す。「俗—・い」「飽き—・い」「荒—・い」
つ
[格助]名詞、形容詞の語幹に付く。連体修飾語であることを示し、所有・所属などの意を表す。…の。…にある。「庭—鳥鶏(かけ)の垂り尾の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも」〈万・一四一三〉 「醜(しこ)—...
つつまし・い【慎ましい】
[形][文]つつま・し[シク]《動詞「つつ(慎)む」の形容詞化》 1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「—・い振る舞い」「—・く寄り添う」「—・く咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。...
つぶ・れる【潰れる】
[動ラ下一][文]つぶ・る[ラ下二]《形容動詞「円(つぶ)ら」から》 1 外部からの力を受けて、もとの形が崩れる。「地震で建物が—・れる」「肉刺(まめ)が—・れる」 2 角が丸くなる。すりへる。...
づくり【作り/造り】
[語素]《動詞「つく(作)る」の連用形から》 1 名詞の下に付いて、そのものを念を入れて作り上げる意、また、きちんと体裁を整える意を表す。「人—」「国—」「菊—」 2 名詞の下に付いて、そのもの...
づら・い【辛い】
[接尾]《形容詞型活用[文]づら・し(ク活)》動詞の連用形に付いて形容詞をつくり、その動作をするのに困難を感じる意を表す。…にくい。「歩き—・い」「読み—・い」「書き—・い」
て
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。 1 ある動作・作用から、次の動作...
て【風】
[語素]動詞の連用形や形容詞の語幹などに付いて、そのような風(かぜ)である意を表す。「追い—」「疾(はや)—」