たんさい‐が【淡彩画】
淡彩を施した絵。墨絵にあっさりと彩色したものなど。
たん‐せい【丹青】
1 赤と青。丹碧。 2 絵の具。また、彩色。「—の妙を尽くす」 3 《「たんぜい」とも》絵画。また、絵の具で描くこと。「—の技に長じる」
たんろく‐ぼん【丹緑本】
江戸時代、寛永(1624〜1644)から元禄(1688〜1704)ごろに刊行された古浄瑠璃・幸若舞曲・仮名草子などの挿絵入り版本。丹(赤)・緑・黄などの色を彩色。えどりぼん。たんりょくぼん。
だいぶつ‐よう【大仏様】
鎌倉初期の建築様式。僧重源(ちょうげん)が東大寺再建にあたり中国宋の様式を取り入れたもの。柱に指肘木(さしひじき)、天井に化粧屋根、用木には彩色を施すのが特徴。東大寺南大門や浄土寺浄土堂などがそ...
だみ【彩】
1 金泥(きんでい)・銀泥で彩色すること。「—漆(うるし)」 2 「彩潰(だみつぶ)し」の略。
だみ‐え【彩絵/濃絵】
1 極彩色と金箔・銀箔を併用した、強烈な色彩効果をもつ障屏画(しょうへいが)。桃山時代に隆盛をみた。 2 濃彩を施した絵。
だ・む【彩む】
[動マ四]《「たむ」とも》 1 彩色する。いろどる。「赤木の柄(つか)の刀に—・みたる扇差し添へ」〈義経記・七〉 2 金箔や銀箔をはる。「一つを五匁づつにして上を金銀に—・みて」〈浮・一代男・八〉
ダロール【Dallol】
エチオピア北東部、大地溝帯のアファール低地にある地域名。高さ約50メートルの溶岩台地からなるダロール火山がある。火口からは塩類や硫黄などを含む水が噴出するが、日光や地熱により水分が蒸発するため、...
チャウ‐サイ‐テボーダ【Chau Say Tevoda】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールトムの東に位置し、トマノンに隣接する。12世紀初頭、クメール王朝のスールヤバルマン2世により建立。中央祠堂と東の塔門を空中参道(敷...
つき‐の‐ワカ【月のワカ】
《Huaca de la Luna》ペルー西部の都市トルヒーリョの南郊にある古代遺跡。紀元前100年頃から紀元後650年頃に栄えたモチェ文化の代表的な建造物であり、500メートルほど離れて対とな...