ウナスおう‐の‐ピラミッド【ウナス王のピラミッド】
《Pyramid of Unas》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群サッカラにあるピラミッド。古王国第5王朝のウナス王のものとされる。現在は外部が崩れて丘のような状態になってい...
ウル‐モスク【Ulu Mosque】
《大モスクの意。「ウルジャーミー」とも》 トルコ中東部の町ディブリーにあるイスラム寺院。13世紀にメンギュジュク朝のスルターン、アフメット=シャーにより建造。そのため、アフメット‐シャーモスク...
え‐がわ【絵革/画韋】
獅子(しし)・牡丹(ぼたん)・不動尊などの文様の彫り型を当て、藍や赤で染めた革。
エッチング【etching】
1 印刷などで、銅版に蝋(ろう)を主剤とする防食剤を塗り、針などで彫り、露出した銅面を硝酸などで腐食させて凹版を作る技法。腐食銅版の代表。 2 ガラス工芸の技法。耐酸性の被膜の一部を切り、強酸で...
えり【彫り】
1 彫(ほ)り刻むこと。ほり。「御手(おほむて)(=御筆跡)は…—深う、強う固う書き給へり」〈源・行幸〉 2 弦をかけるため、矢筈(やはず)の上部を削って彫りくぼめた所。
えり‐いし【碑】
《「彫(え)り石」の意》事跡などを示す文字を彫り刻んだ石。石碑。いしぶみ。
エローラ【Ellora】
インド西部、マハラシュトラ州の村。アウランガーバードの北西約20キロメートル、アジャンタの南西に位置する。7世紀から10世紀ごろの仏教・ヒンズー教・ジャイナ教の石窟(せっくつ)寺院が現存。また、...
えんくう‐ぶつ【円空仏】
円空作の木彫りの仏像。鉈(なた)彫りによる素朴で大胆な作風が特色。現在まで二千数百体が発見されている。
おしだし‐ぶつ【押出仏】
仏像造法の一。半肉彫りの原型の上に薄い銅板を置き、鎚(つち)で打って原型と同じ像形を浮き出させるもの。また、その像。中国の影響を受け、飛鳥・白鳳・天平時代に盛んに行われた。鎚鍱像(ついちょうぞう)。
おとし‐がけ【落(と)し懸け/落(と)し掛け】
1 床の間や書院窓の上にかけ渡した横木。 2 欄間の下などに取り付ける雲形などの彫り物。 3 木製火鉢の内側の、銅やブリキで作った、灰を入れる部分。落とし。 4 江戸中期、元禄(1688〜170...