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負傷者6千人、今なお後遺症に苦しむ人も 仕事転々、薬代捻出難しく「終わりではない」 地下鉄サリン事件30年
一方で、被害者は今もなお後遺症に苦しんでいる。平成7年3月20日朝、東京都板橋区の野坂秀幸さん(66)は勤務先へ向かうため、いつものように池袋駅から営団地下鉄(現、東京メトロ)丸ノ内線に乗り込んだ。入ってすぐ、座席下の袋からシンナーの臭いがする液体が漏れ出ているのが見えた。異変はすぐに生じた。目の前が暗くなり、耐え切れずに2駅先で車両を乗り換えた。後に液体がサリンだったことを知る。
地下鉄サリン事件から30年 後遺症に苦しむ女性の思い
事件から数カ月後、日比谷線に乗ろうとした瞬間、再び息ができない感覚に襲われるなど後遺症に苦しんできました。40代女性:私よりひどい症状の人がいたり、もう亡くなっている人とか意識が戻らない人とか、私はあんまり文句を言っちゃいけないなっていう気持ちがあったので、静かに苦しんでいたっていうか。
地下鉄サリン30年、後遺症今も 前代未聞テロ、遺族ら高齢化
今も多数が後遺症に悩まされる。支援してきたNPO法人「リカバリー・サポート・センター」(東京)は今月末にも解散。被害者や遺族の高齢化が進む中、風化の防止が課題となる。 確定判決によると、松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=が事件を首謀した。サリンの製造役や地下鉄車内での散布役などに分かれて実行。
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出典:教えて!goo
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