ご‐こく【後刻】
しばらく時間のたったのち。のちほど。「詳しい話は—改めて」⇔先刻。
ご‐ごひゃくさい【後五百歳】
五五百歳のうち、最後の500年、闘諍(とうじょう)堅固のこと。末法の世で、仏法が衰え、邪見がはびこるという。後五百年。
ご‐ごひゃくねん【後五百年】
「後五百歳」に同じ。
ご‐さい【後妻】
妻と死別または離婚した男が、そのあとで結婚した妻。後添(のちぞ)い。こうさい。⇔先妻。
ごさいみん‐あんじ【後催眠暗示】
覚醒後にある行為をするように、催眠状態中に与える暗示。
ごさんねん‐の‐えき【後三年の役】
永保3〜寛治元年(1083〜87)に奥羽で起きた戦い。前九年の役後、奥羽に力を伸ばした清原氏の内紛に陸奥守(むつのかみ)として赴任した源義家が介入し、藤原清衡(ふじわらのきよひら)を助けて清原家...
ご‐ざ【後座】
1 後ろの座席。 2 説教・浄瑠璃・落語・講談などの興行で、あとのほうに出演すること。また、その人。真打ち。⇔前座。 3 正式の茶事の後半部分。中立ちのあと、濃い茶・薄茶を点(た)てる、改まった...
ご‐しちにち【後七日】
正月8日から14日までの7日間。また、その間に宮中で行われる仏事。後七日の御修法(みずほう)。正月1日から7日まで神事を行う前七日(ぜんしちにち)に対していう。
ごしちにち‐の‐あざり【後七日の阿闍梨】
後七日の御修法の導師となった阿闍梨の位の僧。東寺の長者が勤めた。
ごしちにち‐の‐みずほう【後七日の御修法】
《真言宗では御修法を「みしほ」とよみならわす》正月8日からの7日間、天皇の安穏・国家の繁栄・五穀の豊作などを祈って、宮中の真言院で、東寺の長者を導師として行われた真言の秘法。承和元年(834)空...