えいとく【永徳】
南北朝時代、北朝の後円融天皇・後小松天皇の時の年号。1381年2月24日〜1384年2月27日。
えんとく【延徳】
室町後期、後土御門(ごつちみかど)天皇の時の年号。1489年8月21日〜1492年7月19日。
おうとく【応徳】
平安後期、白河天皇・堀河天皇の時の年号。1084年2月7日〜1087年4月7日。
おん‐とく【恩徳】
《「おんどく」とも》 1 恵み。情け。恩恵。「母の御—七生(しちしゃう)むまれかはりても報じがたく存ずる折節」〈浄・嫗山姥〉 2 仏語。三徳の一。仏が世の人を救おうとしてたれる恵みの徳。
隠(かく)れての信(しん)は顕(あらわ)れての徳(とく)
心の中に秘めた信仰にも、利益(りやく)が必ずあらわれてくる。また、人に知られない善行にも、必ずよい報いがある。隠れたる信あらば顕れたる験(しるし)。
か‐とく【寡徳】
身に備わる徳望が少ないこと。自身をへりくだっていうのに用いる。「このような仕儀となりましたのも私の—の致すところです」
かりた‐ひさのり【苅田久徳】
[1911〜2001]プロ野球選手。神奈川の生まれ。昭和9年(1934)大日本東京野球倶楽部(クラブ)(巨人の前身)に入団。2年後に東京セネタースに移籍。日本の近代野球における二塁守備を確立した。
かんとく【寛徳】
平安後期、後朱雀(ごすざく)天皇・後冷泉(ごれいぜい)天皇の時の年号。1044年11月24日〜1046年4月14日。
がく‐とく【学徳】
学問と徳行。「—を兼ね備える」
がん‐い‐し‐くどく【願以此功徳】
[連語]《「願わくはこの経文の功徳をもって」の意》 1 代表的な回向文(えこうもん)の一句。自分の修めた功徳をすべての人に施して、ともに成仏したいと願うもの。がんにしくどく。 2 《読経の最後に...