出典:gooニュース
ローマ教皇、快方に向かう=「さらに数日の入院必要」
【パリ時事】ローマ教皇庁(バチカン)は10日、肺炎などで入院しているフランシスコ教皇(88)が危険な状態を脱し、快方に向かっていると発表した。3日に呼吸不全を起こしたが、その後は安定した容体が続いていた。 バチカンは、教皇が複雑な病状を呈してきたことを踏まえ「さらに数日間、病院で治療を続ける必要がある」と強調した。
ローマ教皇快方の兆しも退院未定 長引く入院、退位するとの臆測も
病状が快方に向かう兆しがあるが、退院の見通しは依然未定。「職務が続けられなければ、教皇が『生前退位』を選択する」との臆測も出ている。 教皇は2月14日、気管支炎のためローマの病院に入院。その後、呼吸器の感染症や肺炎への罹患が判明し、一時は容体悪化も伝えられた。現在は検査数値などが改善して回復傾向にあるとされるが、2月28日には呼吸困難を発症するなど不安定な状況も起きている。
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