インフォームド‐チョイス【informed choice】
手術などに際して、医師が患者に十分な説明をし、手術を受けるかどうかは患者に選択させること。インフォームドコンセントをさらに推し進めた考え方。
イー‐アール【ER】
《emergency room》救急患者を受け入れて治療する設備のある施設・部屋。救急治療室。救急救命室。緊急救命室。救命救急室。
ウィダール‐はんのう【ウィダール反応】
チフス性疾患の診断に用いられる血清反応。患者の血清と病原菌との間で凝集反応が起こることを利用したもの。フランス人医師ウィダール(Widal)が考案。
うえこみがた‐じょさいどうき【植(え)込み型除細動器】
心室頻拍や心室細動など頻脈性不整脈の治療のため患者の体内に植え込まれる小型の医療装置。ICD(implantable cardioverter-defibrillator)。→自動体外式除細動器...
うり‐ぐすり【売(り)薬】
薬局であらかじめ調剤しておいて売る薬。病院などで医者が患者に与える薬に対していう。ばいやく。
ウルトラ‐オーファンドラッグ【ultra orphan drug】
患者数が特に少ない希少疾病用薬(オーファンドラッグ)。国内の患者数が1000人に満たず、有効な治療薬や治療法がない疾病用の医薬品を指す。
エイズ‐サーベイランス【AIDS surveillance】
エイズ流行の監視機構。日本では厚生労働省のエイズ動向委員会が患者を認定し、二次感染防止に努めている。
エイズ‐ホスピス【AIDS hospice】
末期エイズ患者の治療と精神的な安定のために設けられた施設。→ホスピス
エキスパート‐パネル【expert panel】
1 有識者会議。専門員会。専門調査会。 2 がんゲノム医療において、患者のがん遺伝子を解析するがん遺伝子パネル検査の結果を踏まえ、治療方針を決定する専門家会議。
エクソンスキップ‐りょうほう【エクソンスキップ療法】
《exon skipping therapy》進行性筋ジストロフィーのうち、その大半を占めるデュシェンヌ型についての治療が期待される薬物療法。同疾患の原因は、患者の遺伝子の一部に変異があり、ジス...