がんいかんけい‐にんしき【含意関係認識】
与えられた2つの文の間に含意関係が成り立つかどうかを判別すること。含意関係とは、例えば、「ピカソは1907年にキュビスムの原点とされる『アヴィニョンの娘たち』を発表した」という文が成り立つとき、...
きどう‐ちょうはんけい【軌道長半径】
天体の軌道の特徴を表す軌道要素の一。太陽や惑星を周回する天体がとる楕円軌道の長半径(長軸の半分)をさす。太陽系の天体の場合、ケプラーの法則によると、公転周期T年、軌道長半径a天文単位の間に、T2...
きはく‐ようえき【希薄溶液】
溶質の濃度が十分に薄い溶液。理想溶液の性質を示すほど希薄な溶液は理想希薄溶液とよばれ、溶質の種類によらず、蒸気圧降下、沸点上昇、凝固点降下などの現象が溶質のモル分率に比例し、ラウールの法則やヘン...
キュリー‐の‐ほうそく【キュリーの法則】
常磁性体の磁化率は温度に反比例するという法則。強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の磁化率については、キュリー・ワイスの法則が成り立つ。1895年にP=キュリーが発見し、のちにP=ランジュバンが...
キュリーワイス‐の‐ほうそく【キュリーワイスの法則】
強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の温度Tcにおける磁化率についての法則。磁化率χと絶対温度Tは、χ=C/(T−θ)という関係式で表される。Cはキュリー定数とよばれる物質に固有の定数、θは常磁...
きんきょり‐ちつじょ【近距離秩序】
近接する原子間にある秩序。最近接原子数、結合距離、結合角などに見られる秩序構造を指し、非晶質物質の場合は短距離秩序のみ、結晶の場合は長距離秩序も成り立つ。
ギグ‐エコノミー【gig economy】
インターネットを通じて単発・短期の仕事を請け負う働き方。また、このような非正規労働によって成り立つ経済形態のこと。
ぐん【群】
1 群がること。集団。「—をなす」 2 抽象代数学で、集合Gの元a, b, cの間に一つの演算方法*が規定されていて、元がその演算方法に関して次の条件を満たすとき、Gを群という。 (1) a*b...
けつごう‐ほうそく【結合法則】
数の加法・乗法で、演算の結合方法を変えることができる法則。加法ではa+(b+c)=(a+b)+cが、乗法ではa・(b・c)=(a・b)・cが成り立つ。また、これらの演算を結合的である、または結合...
けんり‐もんだい【権利問題】
《(ラテン)quid juris》カント哲学の用語。認識が成り立つ事実を問題にするのではなく、認識が客観的に妥当しうることの根拠を問うことをいう。法律用語からの転用。→事実問題