あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
あびこ【我孫子】
千葉県北西部の市。手賀沼(てがぬま)北に位置し、水戸街道の宿場町として発展。人口13.4万(2010)。
あびこ‐し【我孫子市】
⇒我孫子
あれ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたし。「さ寝むとは—は思へど」〈記・中・歌謡〉 [補説]上代語。中古には、「あれにもあらねば返しすべくも思はねど」〈源・玉鬘〉のような慣用表現に残るだけで、「われ...
が【我】
1 われ。自分。自我。「—の意識」 2 自分の意志や考えを言い張って、人の言葉に従わないこと。わがまま。「あくまでも—を張り通す」 3 《(梵)ātmanの訳》仏語。人間の個体そのもの。また、そ...
が【我】
[音]ガ(呉)(漢) [訓]われ わ [学習漢字]6年 1 自分。自己。「我田引水/個我・自我・彼我・忘我・没我」 2 自分本位。ひとりよがり。「我意・我見・我執・我利・我流」 3 インド哲学で...
が‐い【我意】
[名]自分一人の考え。自分の思うままにしようとする心持ち。わがまま。我(が)。「あくまでも—を通す」 [形動]《中世後期以降の口語》 1 自己中心で独断的な考えや意志を押し通そうとするさま。...
我(が)が強(つよ)・い
強情である。意地っ張りである。
がき‐き【我鬼忌】
芥川竜之介の忌日。7月24日。俳号の「我鬼」にちなむ。《季 夏》
が‐くう【我空】
仏語。人間の身心は因縁によって仮に生成したものであり、永久不変の我がそこにあるのではないということ。人無我。→法空(ほっくう)