かながわおきなみうら【神奈川沖浪裏】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の横浜本牧(ほんもく)沖の海上風景を描いた作品で、画面手前には大波と、波に揉まれる3隻の舟が描かれ、その後方に富士山の姿が見える。...
か・ねる【兼ねる】
[動ナ下一][文]か・ぬ[ナ下二] 1 一つで二つ以上の働きをする。 ㋐一つの物が二つ以上の働きを合わせもつ。一つの物が二つ以上の用をする。「大は小を—・ねる」「書斎と応接間とを—・ねた部屋」 ...
き‐の‐どく【気の毒】
[名・形動](スル)《もと、自分の気持ちにとって毒になることの意で、「気の薬(くすり)」に対する語》 1 他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛めること。また、そのさま。「お—に存じます」「—な境...
きん【巾】
1 切れ。切れ地。布。 2 ふきん。手ぬぐい。 3 箏(そう)の13本目の弦。奏者から見ていちばん手前の弦。 4 頭や襟をおおう布。頭巾(ずきん)。「頭(かしら)に紺染(あをぞ)めの—を被(かづ...
きん‐けい【近景】
1 近くの景色。⇔遠景。 2 絵画や写真で、手前の方に見える景色。
くぜ・る【口舌る/口説る】
[動ラ四]《「くぜつ(口舌)」の動詞化。「ぐぜる」とも》 1 いろいろ述べたてる。「手前が言っちゃあきまりが付かない。女郎衆に—・らせろ」〈洒・多佳余宇辞〉 2 言い争う。痴話げんかをする。「(...
こ‐うちがり【小内刈(り)】
柔道の足技の一。相手の踏み出しているほうの足のかかとのあたりに足先を内側からかけ、手前に強く払って倒す技。
こうとするがちょうみついみせりゃくず【江都駿河町三井見世略図】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江都は江戸の異称。手前に日本橋駿河町の呉服屋越後屋(のちの三越)が描かれ、中央奥に雪をかぶった富士山が見える。
こうらん‐けい【香嵐渓】
愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメートルの渓流。背後に飯盛山がそびえ、その山麓に香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名...
こきゅう‐さいきかんし【呼吸細気管支】
気管支の終末部。肺胞の手前の部分。終末細気管支から分岐、肺胞に通じる肺胞管に移行する。気管支壁に肺胞がまばらに存在し、ガス交換に関与する。