刀(かたな)折(お)れ矢(や)尽(つ)・きる
《「後漢書」段熲伝から》戦う手段をすっかり使い果たす。また、物事に立ち向かう手段がなくなる。弓折れ矢尽きる。「努力も空しく—・きて倒産した」
かち‐より【徒より】
[連語]《「より」は動作の手段を表す格助詞》徒歩で。歩いて。「他夫(ひとづま)の馬より行くに己夫(おのづま)し—行けば」〈万・三三一四〉
かっ‐けい【活計】
1 暮らしを営むこと。また、その手段。生計。「—を立てる」 2 豊かな暮らし。ぜいたく。「日々寄り合ひ—を尽くす」〈太平記・三三〉
かっ‐ぽう【活法】
1 活用する方法。有効に働かす手段。 2 柔道で、絞め技で仮死状態となった者に対して施す呼吸復元法。
かつ‐ろ【活路】
1 追い詰められた状態から逃れ出て生きのびる方法。「—を開く」 2 生きてゆく手だて。生活手段。「—を断たれる」
か‐へい【貨幣】
商品の価値尺度や交換手段として社会に流通し、またそれ自体が富として価値蓄蔵を図られるもの。鋳貨・紙幣のほかに、当座預金などの信用貨幣を含めていう場合が多い。
かみ‐しばい【紙芝居】
1 物語を何枚かの絵にして、劇的に説明を加えていくもの。昭和6年(1931)ごろから、子供相手の飴(あめ)売り行商の手段として街頭で演じられた。現在では視聴覚教材ともなっている。 2 表裏に違う...
かもつりよううんそう‐じぎょう【貨物利用運送事業】
荷主と運送契約を結び、最適な輸送手段を利用して貨物を運ぶ事業。自らは輸送手段を持たず、船舶・航空・鉄道・自動車など他の運送事業者が提供する輸送サービスを利用する。集荷・配達を併せて行うか否かによ...
かん‐しゅだん【慣手段】
いつもきまってとる手段。きまりきったやり方。慣用手段。
かん‐しょう【奸商/姦商】
不正な手段を用いて利益を得ようとする悪賢い商人。悪徳商人。