しゅ‐そく【手足】
1 手と足。てあし。 2 ある人のために、手足のように働く者。配下の者。部下。「社長の—となる」
手足(しゅそく)を措(お)く所(ところ)なし
《「論語」子路から》安心して身を置く場所がない。不安でたまらない。
て‐あし【手足】
1 手と足。しゅそく。 2 ある人の思いどおりに動く人。「主人の—となって働く」
てあしくち‐びょう【手足口病】
コクサッキーウイルスなどの感染により、手・足や口の中に小さな水疱(すいほう)性の発疹(ほっしん)ができる病気。数週間で治る。幼児に多い。
てあし‐まとい【手足纏い】
「足手(あして)纏い」に同じ。「何かにつけて—になって」〈白鳥・牛部屋の臭ひ〉
手足(てあし)を擂(す)り粉木(こぎ)に◦する
《「擂り粉木」は、身をすりへらして働くもののたとえ》手足をすりへらすほどに酷使して働く。
手足(てあし)を伸(の)ば・す
ゆっくりと休む。「実家へ帰って—・す」
て‐だり【手足り】
「手足れ」に同じ。「大矢の秀定、渡辺清、究竟(くっきゃう)の—なりけるが」〈盛衰記・一五〉
て‐だれ【手足れ/手練】
《「てだり」の音変化。「てたれ」とも》技芸・武芸などに熟達していること。腕きき。「—の剣客」