きりょう‐じまん【器量自慢】
1 顔だちが美しいのをみずから誇ること。 2 才能をみずから誇ること。「かくばかり—あらば、俳諧連歌の名目(みゃうもく)をからず」〈去来抄・修行〉
きりょう‐まけ【器量負け】
[名](スル) 1 才能があるばかりに、失敗したり不幸になったりすること。 2 顔だちが美しすぎて、かえって縁遠かったり不幸になったりすること。
き‐りん【麒麟】
1 偶蹄(ぐうてい)目キリン科の哺乳類。首と脚が長く、頭頂までの高さは6メートルに達し、アカシアなど高木の葉を食べる。舌が長く、雌雄とも角をもつ。体表は黄白色の地に栗色・砂色などの斑があり、網目...
きりん‐じ【麒麟児】
才能・技芸が特にすぐれ、将来性のある若者。
きれ‐あじ【切れ味】
1 刃物の切れぐあい。「—のいいナイフ」 2 才能・技などの鋭さ。「鋭い—の批評」「—のいいショット」
きれ‐もの【切れ者】
1 頭の回転が速く、物事をてきぱきと処理する才能のある人。敏腕家。やり手。「社内きっての—」 2 「切り人(びと)」に同じ。「今内務の—の白井なんかひどいそうです」〈蘆花・黒潮〉
きわ【際】
《「ぎわ」の形で、他の語と複合しても用いる》 1 あと少しで別のものになろうとするぎりぎりのところ。境目。また、物の端。「がけの—から見下ろす」「生え—」「波打ち—」 2 ある物にきわめて接近し...
きんしん‐しゅうこう【錦心繍口】
美しい思想と美しい言葉。詩文の才能にすぐれていること。また、その人。錦心繍腸。
ギフテッド【gifted】
生まれつきの才能があること。すぐれた知能をもつこと。「—チャイルド(=天才児)」
ぎょう‐そ【翹楚】
《「翹」は高くぬきんでる、「楚」は高く伸びた雑木の意》才能が衆にぬきんでてすぐれていること。また、その人。俊秀。