も‐いお【藻魚】
「もうお」に同じ。〈和漢三才図会〉
もく・する【目する】
[動サ変][文]もく・す[サ変] 1 目をつける。みなす。「首謀者と—・される」 2 認める。評価する。「だれからも秀才と—・されてきた」 3 注目する。「将来を—・される」
もどりがわしんじゅう【戻り川心中】
連城三紀彦の短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和55年(1980)「小説現代」誌4月号に掲載。大正時代の架空の天才歌人による心中事件の裏側と、創作の秘密を描く。第34回日本推理作家協会...
もん‐ざい【文才】
《「もんさい」とも》 1 文筆の才。ぶんさい。 2 学問、特に漢学の才。「—をばさるものにていはず」〈源・絵合〉
もんじょう‐とくごうしょう【文章得業生】
文章生の中から、成績優秀な者2名を選んで、官吏登用試験の最高段階である秀才・進士試験の受験候補者としたもの。
やき‐くさ【焼き草】
1 物を焼くのに用いる枯れ草。また、火勢を助けるための草。「—を積んで櫓(やぐら)を落とさんとしける時」〈太平記・一七〉 2 身を滅ぼすもと。「知恵才覚も芸能も美男も心の味だても、皆これ傾城(け...
やく‐ぢえ【役知恵】
長く役目についていた経験から得た分別・才覚・知恵。
やく‐やく【躍躍】
[ト・タル][文][形動タリ]こおどりするさま。また、おどりたつほど生き生きとしたさま。「—たる畏友の面目を感じ」〈啄木・雲は天才である〉
やぶさ‐か【吝か】
[形動][文][ナリ] 1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに—ではない」 2 思い切りの悪いさま。「民衆も天才を認めることに—であるとは信じ難い...
やぶれざるものたち【敗れざる者たち】
沢木耕太郎によるルポルタージュ。昭和51年(1976)刊。野球選手やボクサーなど、才能に恵まれながらも栄光をつかむことのできなかったスポーツ選手たちの姿を追う。