えい‐ち【英知/叡智/叡知】
1 すぐれた知恵。深く物事の道理に通じる才知。 2 哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。また、それを獲得しうる力。ソフィア。 [補説]書名別項。→叡知
えい‐びん【穎敏】
[名・形動]「鋭敏2」に同じ。「—なる才子よりも寧ろ根気強き勉強家こそ頼母(たのも)しけれ」〈福沢・福翁百話〉
えい‐びん【鋭敏】
[名・形動] 1 感覚などの鋭いこと。また、そのさま。敏感。「—な聴覚」 2 才知が鋭くさといこと。また、そのさま。穎敏。「—な頭脳」 [派生]えいびんさ[名]
えい‐まい【英邁】
[名・形動]特別に才知がすぐれていること。また、そのさま。「—な君主」
えい‐ゆう【英雄】
1 才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。「—を気取る」「国民的—」 2 「英雄家(えいゆうけ)」の略。「花族も—も面(おもて)をむかへ肩をならぶる人なし」〈平家・一〉 [補説]...
えいゆう‐すうはい【英雄崇拝】
英雄のすぐれた才能や武勇を褒めたたえ、尊ぶこと。
英雄(えいゆう)人(ひと)を欺(あざむ)く
《李攀竜(りはんりょう)「選唐詞序」から》英雄は才知にたけているので、策略を用いて人の意表をつくことが多い。
えい‐り【鋭利】
[名・形動] 1 刃物などが鋭く、切れ味のよいこと。また、そのさま。「—な刃物」 2 才知の鋭いこと。また、そのさま。「—な直感」
えい‐れい【英霊】
1 死者、特に、戦死者の霊を敬っていう語。 2 《英華秀霊の気の集まっている人の意》才能のある人。英才。「—の俊児」〈漱石・野分〉
穎(えい)を脱(だっ)・す
群を抜いてすぐれている才気は、自然に表に現れる。→穎脱(えいだつ)