よしなし‐ごころ【由無し心】
つまらない考え。たわいもない気持ち。「今は、昔の—もくやしかりけりとのみ思ひ知りはて」〈更級〉
よそ‐ゆき【余所行き】
1 よそへ行くこと。外出すること。よそいき。「—の支度をする」 2 外出するときの衣服や持ち物。よそいき。「—に着かえる」 3 ふだんと違った、改まった言葉や態度。よそいき。「—の言葉を使う」「...
よ‐のう
[連語]《終助詞「よ」+終助詞「のう」》感動・詠嘆の気持ちを込めて、念を押す意を表す。…(だ)ねえ。「まして母(はわ)とても尋ねぬ—」〈謡・隅田川〉
世(よ)は回(まわ)り持(も)ち
貴賤貧富の運命は、かわるがわる誰にも巡ってくるものだ。天下は回り持ち。
よみ‐ガルタ【読(み)ガルタ】
賭博の一。天正カルタを用い、四人で親から順に1、2、3と手札を出し、早く手持ちの札を出し終えた者を勝ちとする。
よみ‐とば・す【読(み)飛ばす】
[動サ五(四)] 1 一部分を抜かして読む。興味のないところや必要のないところを読まないで先へ読み進む。うっかりと抜かして読む場合にもいう。「英字新聞を読むときはわからない単語は—・すことにして...
よ‐や
[連語]《間投助詞「よ」と「や」の重なったもの》感動・詠嘆の気持ちをこめて聞き手に働きかける語。「阿弥陀仏—、おいおい」〈今昔・一九・一四〉
よゆう‐しゃくしゃく【余裕綽綽】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとあせらないさま。落ち着き払ったさま。「—たる面持ち」「初舞台にかかわらず—としている」
よ‐よ
[副] 1 しゃくりあげて泣く声を表す語。「—と泣き伏す」 2 よだれなどが垂れ落ちるさま。だらだら。「筍(たかうな)をつと握り持ちて、しづくも—と食ひぬらし給へば」〈源・横笛〉 3 酒などを、...
より
[格助]名詞、活用語の連体形、副詞、一部の助詞などに付く。 1 比較の標準・基準を表す。「思った—若い」「以前—腕があがった」「おなじ程、それ—下﨟(げらふ)の更衣たちは、まして安からず」〈源・...