うめのき‐ぶんげん【梅の木分限】
《梅は生長が早く、すぐに実をつけるところから》急に金持ちになった人。にわか成金。⇔楠(くすのき)分限。
うもれ‐いた・し【埋もれ甚し】
[形ク]《「むもれいたし」とも表記》 1 気持ちが晴れ晴れしない。気が沈んでいる。「いと—・く、いかで年月を過ぐさましとおぼしやらる」〈源・須磨〉 2 内気すぎる。控え目すぎる。「いでやとはおぼ...
うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
1 地層中に埋まった樹木が長年の間に炭化して化石のようになったもの。亜炭の一種で、木目が残っており、質は緻密(ちみつ)。仙台地方に多く産し、細工物の材料。 2 世間から見捨てられて顧みられない人...
うら・ぐ
[動ガ下二]《「うら」は「心」の意》楽しい気分になる。浮かれる。いい気持ちになる。「大御酒(おほみき)に—・げて大御寝(おほみね)し給ひき」〈記・下〉
うら‐はら【裏腹】
[名・形動] 1 背と腹。また、裏と表。 2 背中合わせ。隣り合わせの関係であること。「死と—の危険な仕事」 3 相反していること。また、そのさま。逆さま。反対。あべこべ。「気持ちと—な言葉」
うらみ【恨み/怨み/憾み】
1 他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨(えんこん)。「あいつには—がある」「—を晴らす」 2 (憾み)他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。「技巧に走りすぎた—がある...
恨(うら)みを飲(の)・む
《江淹「恨賦」から》恨みの気持ちを心の中にこめている。くやしい気持ちをこらえる。
うら・む【恨む/怨む/憾む】
[動マ五(四)] 1 ひどい仕打ちをした相手を憎く思う気持ちをもちつづける。「冷たい態度を—・む」 2 自分の思うようにならない状況に不満や悲しみを持ちつづける。「世の中を—・む」 3 (憾む...
うり‐オペレーション【売(り)オペレーション】
金融市場が資金供給量過多のときに調整を図るため、中央銀行(日本では日本銀行)が手持ちの国債や手形などを金融機関に売却して市場の資金を吸い上げること。通貨が中央銀行に還流して金融は引き締まり、イン...
うり‐こ・む【売(り)込む】
[動マ五(四)] 1 上手に説明をして買う気持ちを起こさせ、商品を売る。販路を広げる。「新製品を—・む」 2 うまく働きかけて、相手に認められ信用を得る。「志望する会社に自分を—・む」 3 金品...