ふり‐みだ・す【振(り)乱す】
[動サ五(四)]髪などを激しく振ってみだす。「髪を—・して働く」
ふりむき‐ざま【振(り)向き様/振(り)向き方】
(副詞的に用いて)振り向いたその時に。振り向きながら。
ふり‐む・く【振(り)向く】
[動カ五(四)] 1 顔やからだを後方へ向ける。振り返って見る。「呼ばれて—・く」 2 その方へ注意を向ける。関心を寄せる。「安物には—・きもしない」 [動カ下二]「ふりむける」の文語形。
ふり‐む・ける【振(り)向ける】
[動カ下一][文]ふりむ・く[カ下二] 1 動かしてその方へ向かせる。「頭を—・ける」 2 本来の役目や用途をかえて、他にあてる。「貯金の半分を土地の購入費に—・ける」
ふり‐わけ【振(り)分け】
1 振り分けること。また、そのもの。「男の子が四人、女の子が五人、宜い塩梅に—になってる」〈福沢・福翁自伝〉 2 二つの荷物を紐(ひも)で結び、肩の前後に分けて担ぐこと。「荷を—にして肩にかける...
ふりわけ‐がみ【振(り)分け髪】
8歳ごろまでの男女の髪形の一。髪を左右に分けて垂らし、肩のあたりの長さに切りそろえたもの。はなちがみ。 [補説]書名別項。→振分髪
ふりわけがみ【振分髪】
江戸後期の歌学書。1巻。小沢蘆庵著。寛政8年(1796)刊。作歌入門書。詞のはたらきや「てにをは」を実例を挙げて説く。
ふりわけ‐にもつ【振(り)分け荷物】
振り分けにして肩にかけた荷物。
ふり‐わ・ける【振(り)分ける】
[動カ下一][文]ふりわ・く[カ下二] 1 全体を二つに分ける。両分する。「生徒を文科と理科に—・ける」 2 分けて与える。配分する。「利益をそれぞれに—・ける」
ふ・る【振る】
[動ラ五(四)] 1 からだの一部を、また物の一方の端をもって上下・左右・前後に何度も繰り返すようにして動かす。「ハンカチを—・る」「腕を—・って歩く」「犬がしっぽを—・る」 2 手を動かして握...