なげ‐なわ【投(げ)縄】
先端を輪に結んだ長い縄。遠くから投げて動物を捕らえるのに用いる。
ねずみ‐おとし【鼠落(と)し】
ネズミをその中に落とし入れて捕らえる器具。
ねずみ‐とり【鼠取り/鼠捕り】
1 ネズミを捕らえること。また、その器具や薬剤。 2 《ネズミを捕食するところから》アオダイショウの別名。 3 警察が行う交通速度違反の取り締まりをいう俗語。→オービス
寝鳥(ねとり)を刺(さ)・す
寝ている鳥をとりもちで捕る。無抵抗のものを捕らえる。たやすいこと、無慈悲なことなどのたとえ。寝鳥を射る。「義貞が首ねぢ切らんは—・すよりいと安し」〈浄・女楠〉
はえとり‐がみ【蠅取り紙】
ハエを捕らえるために粘着性の物質を塗った紙。多く、天井から下げて用いる。《季 夏》
はえとり‐ぐも【蠅取蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモの総称。体長約1センチ。体は平たく、中央の二眼が大きく、歩脚は太くて短い。体表は銀白色や黒褐色の毛で覆われる。人家の壁やガラス窓などを歩き回り、ハエなどを捕らえる。《季 夏》
はが【擌/黐擌】
《「はか」とも》竹や木の枝に黐(もち)をつけ囮(おとり)をおいて小鳥を捕らえるわな。はご。「わらはべ—立てて鳥とる」〈恵慶集・詞書〉
はや‐ぶさ【隼】
1 ハヤブサ科ハヤブサ属の鳥。全長42センチくらい。背面が青灰色、腹面は白に黒色の黄斑があり、目の下に暗色斑が伸びている。くちばしは鋭く曲がり、翼は長くて先がとがる。直線的に速く飛び、獲物を見つ...
ばい‐ちょう【媒鳥】
他の鳥を誘い寄せて捕らえるために使う鳥。囮(おとり)。
ひっ‐とら・える【引っ捕(ら)える】
[動ア下一][文]ひっとら・ふ[ハ下二]しっかり捕らえる。容赦なく捕らえる。「泥棒を—・える」