し‐ひょう【指標】
1 物事を判断したり評価したりするための目じるしとなるもの。 2 計算尺で、固定尺の上を左右へ移動させて目盛りを読む付属具。カーソル。遊標。 3 数学で、正数の常用対数を整数と正の小数との和とし...
しゃ‐えい【射影】
[名](スル) 1 物の影をある面に映すこと。また、その影。投影。 2 数学で、平面A上の図形Fの各点と、平面外の一点Oとを結ぶ直線を引くことを、OからFを射影するという。また、こうしてできた図...
しゃ‐ぞう【写像】
1 対象物をあるがままに写して描き出すこと。「人生の精確なる—ということを」〈抱月・文芸上の自然主義〉 2 物体から出た光線が鏡やレンズなどによって反射または屈折されたのち、集合して再びつくられ...
しゅう【周】
[名]数学で、図形を囲む閉じた曲線または折れ線。また、その長さ。円の場合は円周という。
[接尾]助数詞。あるもののまわりをまわる回数を数えるのに用いる。「トラックを三—する」
しゅう‐ごう【集合/聚合】
[名](スル) 1 1か所に集まること。また、集めること。「駅前に八時に—する」⇔解散。「森羅万象を—して自在に己れの材料と為し」〈鉄腸・花間鶯〉 2 数学の基本概念の一。物の集まりで、個々の物...
しゅうごう‐ろん【集合論】
数学の一部門で、集合の性質を研究する学問。19世紀末、ドイツのゲオルク=カントルが創始。
しゅう‐そく【収束】
[名](スル) 1 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。また、収まりをつけること。「事態の—を図る」「争議が—する」 2 数学で、ある値に限りなく近づくこと。収斂(しゅうれん)...
しゅうちゅう‐ていすうかいろ【集中定数回路】
電気信号の波長に比べて空間的に短いスケールをもつ電気回路。低周波の小規模な電気回路などを指す。信号の位相の空間的な変化を無視できるため、数学的な取扱いが簡単になる。⇔分布定数回路。
しゅう‐てん【終点】
1 物事の終わりのところ。特に、ある路線の終わる地点や、ある路線を走る列車・電車・バスなどが最後に行き着く駅・停留所。「東海道本線の—」⇔起点。 2 数学で、ベクトルまたは向きをもった線分AB...
しゅう‐へん【周辺】
1 あるもののまわり。あるものをとりまく部分。「都市の—」 2 ある物事に隣接して、それと関連をもっている物事。「—の事情を考慮する」 3 数学で、円または多角形の外側の線。