あそび‐がたき【遊び敵】
遊び相手。「図らず妹を得たりしかば、よき—できたりとて」〈逍遥・当世書生気質〉
あだ‐がたき【仇敵】
《古くは「あたかたき」》憎い相手。きゅうてき。
いろ‐がたき【色敵】
1 情事の競争相手。恋がたき。 2 歌舞伎で、色事師の敵役。
おじ‐がたき【伯父敵】
歌舞伎の役柄の一。お家騒動などの狂言に登場する悪い伯父の役。伯父悪(おじあく)。
お‐てき【御敵】
「敵4」に同じ。「殿達は三人わたしが—はどれぢゃえ」〈浄・女楠〉
おわりなきさくてき【終わりなき索敵】
谷甲州の長編SF小説。航空宇宙軍史シリーズの作品の一。平成5年(1993)刊。翌平成6年(1994)、第25回星雲賞受賞。
おん‐てき【怨敵】
《古くは「おんでき」とも》恨みのある敵。あだかたき。
かそう‐てき【仮想敵】
団体や個人が計画などを立てる場合に、仮に敵と想定する相手。「大企業を—として新製品の開発に取り組む」
かたき【敵/仇】
《「かた」は対比するものの片方の意で、本来は相手を広くいう》 1 勝負や争いの相手。競争相手。「商売上の—」「碁—」 2 恨みのある相手。あだ。仇敵(きゅうてき)。「—を取る」「父の—を討つ」 ...
金(かね)が敵(かたき)
1 金銭のために災いを受けたり、身を滅ぼしたりするということ。 2 金銭は尋ねる敵のようで、なかなか手に入らないということ。