こくさい‐てんもんがくれんごう【国際天文学連合】
各国の天文学者間の情報交換や共同研究などを目的とした組織。本部はパリ。1919年に設立。複数の分科会・委員会を持ち、それぞれで銀河や恒星・惑星などに関する細分化されたテーマについて話し合われる。...
こくてん‐そうたいすう【黒点相対数】
太陽の光球面に出現する黒点および黒点群の総量を数値化したもの。18世紀半ば、スイスの天文学者ウォルフが考案。黒点数をf、黒点群数をg、観測地点や計測方法による補正係数をkとすると、相対黒点数Rは...
コスモス【Cosmos】
米国の天文学者・SF作家、セーガンの著書。1980年に自身が監修・司会進行し、米国で放送された同名の宇宙に関するドキュメンタリー番組を書籍化したもの。日本での放映時の番組名は「コスモス(宇宙)...
こてんのひはんてきしょちにかんするけんきゅう【古典の批判的処置に関する研究】
国文学者、池田亀鑑による学術論文。全3冊を昭和16年(1941)に刊行。紀貫之の「土佐日記」の原本再建を通じ、日本古典文学研究における本文批評を理論的に体系化した。
こどものふしぎなつのぶえ【子供の不思議な角笛】
《原題、(ドイツ)Des Knaben Wunderhorn》マーラーの歌曲集。全10曲。1892年から1898年にかけて、ピアノまたは管弦楽の伴奏付きの作品として作曲。歌詞はドイツロマン派の文...
コペルニクス‐げんり【コペルニクス原理】
宇宙原理に同じ。天文学者コペルニクスが地動説を唱え、地球が宇宙の中心といった特別な場所ではないと示したことに由来する。
コペルニシウム【copernicium】
人工放射性元素の一。1996年、ドイツ、ダルムシュタットの重イオン研究所(GSI)のグループが鉛208に亜鉛70を衝突させて生成した。その後、ロシアのドゥブナ研究所、日本の理化学研究所仁科加速器...
さぎ【サギ】
岩崎京子の短編児童文学作品。昭和33年(1958)発表。昭和34年(1959)、第8回児童文学者協会新人賞受賞。
ささやかなにほんはっくつ【ささやかな日本発掘】
詩人・仏文学者の青柳瑞穂による随筆集。昭和35年(1960)刊行。同年、第12回読売文学賞(評論・伝記賞)受賞。
シディ‐ブ‐サイド【Sidi Bou Said】
チュニジア北部の都市。首都チュニスの北東約20キロメートル、地中海のチュニス湾に面する高台に位置する。11世紀にムラービト朝が築いた要塞に起源する。名称は12世紀から13世紀にかけて同地でスーフ...