うち‐た・つ【打ち立つ】
[動タ四] 1 立っている。「小さき家の前に—・ちて」〈今昔・二九・一四〉 2 出発する。出かける。「卯の刻にすでに—・たんとしけるに」〈平家・六〉 3 熱中して打つ。賭(か)け事などに夢中に...
うち‐ちが・う【打(ち)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 「打ち違える1」に同じ。「タイプを—・う」 2 交差する。十字形になる。「木を—・うように組む」 [動ハ下二]「うちちがえる」の文語形。
うち‐と・く【打ち解く】
[動カ四]解く。ほどく。「碁を、やむごとなき人のうつとて、紐—・き」〈枕・一四六〉 [動カ下二]「うちとける」の文語形。
うち‐ひそ・む【打ち顰む】
[動マ四]顔をしかめて泣き出しそうになる。「母君の見えぬを求めて、らうたげに—・み給へば」〈源・薄雲〉 [動マ下二]「うちひそめる」の文語形。
うった・う【訴ふ】
[動ハ下二]「うったえる」の文語形。
うつ・く【空く/虚く】
[動カ下二]「うつける」の文語形。
うつ‐ぶ・く【俯く】
[動カ四]「うつむく」に同じ。「—・いて拾ふ事があらうずらう」〈史記抄・貨殖伝〉 [動カ下二]「うつぶける」の文語形。
うつ‐ぶ・す【俯す】
[動サ五(四)] 1 顔やからだの前面を下に向けて伏すか倒れるかする。「ベッドに—・す」 2 下を向く。うつむく。「伏し目になりて—・したるに」〈源・若紫〉 [動サ下二]「うつぶせる」の文語形。
うつ‐む・く【俯く】
[動カ五(四)]顔が下の方へ傾く。下を向く。「恥ずかしげに—・く」⇔仰向(あおむ)く。 [動カ下二]「うつむける」の文語形。
うなさ・る【魘さる】
[動ラ下二]「うなされる」の文語形。