よわ・む【弱む】
[動マ下二]「よわめる」の文語形。
らぎょう‐へんかくかつよう【ラ行変格活用】
文語動詞の活用形式の一。語形が「有ら・有り・有り・有る・有れ・有れ」と五十音図ラ行のラ・リ・ル・レ四段の音で語形変化するが、終止形がイ段になるのが他の動詞と異なる。「あ(有・在)り」「居(を)り...
ラテン‐ご【ラテン語】
インド‐ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語。古代ローマ人の用いた言語。ローマ帝国崩壊後も、ローマ‐カトリック教会の公用語として今日まで保たれ、また、ヨーロッパの共通の文語として中世から近...
りゃく・す【略す】
[動サ五]「りゃく(略)する」(サ変)の五段化。「同文なので以下を—・す」
[動サ変]「りゃくする」の文語形。
りょうさいしい【聊斎志異】
中国、清代の怪異小説集。16巻、445編。蒲松齢(ほしょうれい)著。1679年ごろ成立。1766年刊。聊斎は作者の書斎名。神仙・狐鬼・妖怪などと人間との情感豊かな交錯が簡潔な文語体で書かれ、怪奇...
れんたい‐けい【連体形】
国文法で活用形の一。活用する語の語形変化のうち、体言に連なるときの形。一般に連体修飾語として用いられるが、文語では、そのほかに、係助詞「ぞ・なむ・や・か」を受けて文を終止したり、助詞「か・ぞ」な...
れんたい‐し【連体詞】
日本語の品詞の一。活用のない自立語で、主語となることがなく、体言を修飾する以外には用いられない品詞。口語では「あの人」「あらゆる要素」「たいした人出」の「あの」「あらゆる」「たいした」など、文語...
れんよう‐けい【連用形】
国文法で活用形の一。活用する語の語形変化のうち、文中で文を中止するときの形。また、文語では助動詞「き・けり・たり」など、口語では助動詞「た」などを伴って用いられ、形容詞の場合には連用修飾語にもな...
わかなしゅう【若菜集】
島崎藤村の第1詩集。明治30年(1897)刊。浪漫的詩情に満ちた文語定型詩51編を収め、日本の近代詩壇に新生面を開く。
わか・る【分(か)る/解る/判る】
[動ラ五(四)] 1 意味や区別などがはっきりする。理解する。了解する。「物のよしあしが—・る」「言わんとすることはよく—・る」「訳が—・らない」 2 事実などがはっきりする。判明する。「身元...