とら‐が【虎蛾】
1 トラガ科の昆虫。翅(はね)は黒色で、前翅には黄白色の、後翅には橙黄色の斑紋があり、腹部には橙黄色の横縞がある。 2 鱗翅(りんし)目トラガ科の昆虫の総称。おおむね昼飛性。翅は派手な色彩のもの...
どく‐とかげ【毒蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目ドクトカゲ科の爬虫(はちゅう)類の総称。下あごに毒腺(どくせん)をもち、毒性は強い。体長約50センチ。全身が細かいうろこで覆われ、黒色で淡紅色または黄色の斑紋がある。動作はにぶ...
なべぶた‐むし【鍋蓋虫】
1 ナベブタムシ科の昆虫。体長約10ミリ。鍋のふたに似る。黄褐色に黒褐色の斑紋がある。清流の砂中にすむ。 2 半翅(はんし)目ナベブタムシ科の昆虫の総称。体は扁平な楕円形をし、有翅または無翅。清...
なまず【鯰】
1 ナマズ目ナマズ科の淡水魚。流れの緩やかな川や湖沼の泥底にすみ、全長約50センチ。頭部は縦扁するが尾部は側扁し、うろこはない。口ひげは4本ある。体色は暗褐色ないし緑褐色で、雲形斑紋のあることが...
にしき‐ごい【錦鯉】
コイの色変わり種をもとに日本で改良された品種。色彩・斑紋はきわめて多様。色鯉。花鯉。変わり鯉。《季 夏》
にしき‐へび【錦蛇】
ボア科ニシキヘビ亜科のヘビの総称。最大で全長10メートル近くになるが、小形種もある。体は黄褐色に赤褐色または黒褐色の斑紋をもち、総排出腔の近くに後肢の痕跡(こんせき)がある。無毒。東南アジアから...
にしき‐べら【錦遍羅】
ベラ科の海水魚。全長約20センチ、背は緑色に紅褐色の斑紋があり、腹は藍色で紅色の縦帯が1本ある。本州中部から沖縄にかけて分布。あおべら。
にんしき‐しょく【認識色】
動物の標識色の一。相互に目につきやすく、連絡に役立つような色彩や斑紋。シカの尾の白色部分、雄コマドリの胸の赤い斑紋など。
ぬま‐か【沼蚊】
ヌマカ属のカの総称。体長10ミリメートル前後。黒褐色で体や脚に白い斑紋がある。南アメリカ・南アジア・アフリカの熱帯地域を中心に約20種が知られ、日本にはアシマダラヌマカが生息する。マレー糸状虫を...
ぬめり‐ごち【滑鯒】
ウバウオ目ネズッポ科の海水魚。沿岸の砂泥底にすみ、全長約20センチ。体はうろこがなくて粘液に覆われ、扁平で細長く、黄褐色に暗色の斑紋がある。食用。ねずっぽ。めごち。