ファド【(ポルトガル)fado】
ポルトガルの代表的な民謡。ギターの伴奏で歌われ、哀愁に満ちた旋律が特徴。
ふし【節】
1 棒状の物の盛り上がった部分。 ㋐竹・葦(あし)などの茎にあるふくれた区切り。 ㋑幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。「—のある板」 ㋒骨のつなぎ目。関節。「指の—」 ㋓糸...
フレージング【phrasing】
音楽で、旋律線をフレーズに区切るときの手法。一つの旋律も区切り方によって異なったニュアンスとなる。
ブギ‐ウギ【boogie-woogie】
1920年代に米国の黒人ピアニストによって創始された、ピアノによるブルースの演奏形式の一。1小節8拍のリズムの上に旋律が自由に奏されるもの。ブギ。
ブルー‐ノート【blue note】
アメリカ黒人音楽の旋律にあらわれる音階的な特徴で、3度・5度・7度の音が半音下がるもの。また、その下がった音。
ぶんや‐ぶし【文弥節】
1 古浄瑠璃の流派の一。延宝(1673〜1681)のころ、大坂の岡本文弥が創始。哀調を帯びた旋律が特徴で、泣き節といわれて人気を博したが、宝永年間(1704〜1711)には衰滅。 2 民俗芸能と...
ヘテロフォニー【heterophony】
多声性を表す音楽用語。複数の声部が基本的には同一の旋律を、アレンジしながら、同時に進行するもの。
ベースライン【baseline】
1 基線。基準線。 2 野球で、塁と塁とを結んだ線。 3 テニスで、コートの両端に引かれたネットと平行な線。 4 音楽で、最も低い声部の旋律。曲全体の旋律や和声の基準となるため、重要な声部とされ...
ホモフォニー【homophony】
ある声部が主旋律をなし、他の声部が和声的に伴奏する様式の音楽。単声音楽。→ポリフォニー →モノフォニー
ホルンしんごう【ホルン信号】
《原題、(ドイツ)Mit dem Hornsignal》ハイドンの交響曲第31番ニ長調の通称。1765年作曲。全4楽章。通称はホルンによるファンファーレに似た旋律が用いられていることに由来する。