あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】
剣術の流派の一。室町中期に日向(ひゅうが)の愛洲移香(いこう)が創始。のち新陰流・柳生新陰流など多くの分派を生んだ。陰流。
伊勢(いせ)や日向(ひゅうが)
話に脈絡がなく、つじつまが合わないこと。また、まぜこぜで秩序のないこと。伊勢や日向の物語。「げにげに—のことは、誰かは定めありぬべき」〈謡・雲林院〉
いるか‐じま【イルカ島】
三重県東部、鳥羽市にある日向(ひなた)島の通称。島全体が遊園地となっており、イルカやアシカのショーが行われている。伊勢志摩国立公園に属する。
陰(いん)に陽(よう)に
あるときはひそかに、あるときは公然と。陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。「—力になる」
うほう‐どうじ【雨宝童子】
両部神道の神。右手に宝棒(ほうぼう)、左手に宝珠を持つ童子形の神像で表される。天照大神(あまてらすおおみかみ)が日向(ひゅうが)に下生(げしょう)したときの姿。また、大日如来の化現(けげん)した...
えぞ‐ぎく【蝦夷菊】
キク科の一年草。高さ30〜60センチ。卵形の葉が対生する。夏から秋、紫・淡紅・青紫色などの大形の頭状花を開く。中国の原産で、観賞用。多くの園芸品種があり、アスターともいう。薩摩紺菊(さつまこんぎ...
おおよど‐がわ【大淀川】
宮崎県南部の川。都城盆地南部に源を発し、北流し、東に転じて宮崎平野を形成し、宮崎市で日向灘に注ぐ。長さ107キロ。
おまる‐がわ【小丸川】
宮崎県中部を流れる川。東臼杵(うすき)郡椎葉(しいば)村南東部の九州山地に源を発し、ほぼ東流したのち尾鈴山地に阻まれて南流に転じ、宮崎平野北部の児湯(こゆ)郡高鍋町で日向(ひゅうが)灘に注ぐ。長...
かげ‐もん【陰紋】
紋章の一。輪郭だけを線で表したもので、染め抜きにしたり縫い取りにしたりした紋。略礼装に用いる。裏紋(うらもん)。→日向紋(ひなたもん)
かざ‐よけ【風除け】
風を遮ること。また、その設備。かぜよけ。《季 冬》「—の陰に日向の庭広く/虚子」