有(あ)るが儘(まま)
今ある状態のとおりで。今のまま。そのまま。「日常生活を—にとらえた写真」
アンティミスム【(フランス)intimisme】
《「アンチミスム」とも》20世紀の初期にフランスでさかんになった画風。室内・母子像など日常的で身近な題材を親しみ深くなごやかな雰囲気で描く。 ボナールやビヤールが代表。
あん‐り【行履】
《「あん(行)」は唐音》禅僧の日常一切の起居動作のこと。
いか‐こうか【異化効果】
《(ドイツ)Verfremdungseffekt》ブレヒトの演劇論用語。日常見慣れたものを未知の異様なものに見せる効果。ドラマの中の出来事を観客が距離をもって批判的に見られるようにするための方法...
いさはやしょうぶにっき【諫早菖蒲日記】
野呂邦暢の歴史小説。昭和52年(1977)刊行。著者の故郷である諫早を舞台に、幕末における人々の日常を描く。
いしょく‐どうげん【医食同源】
病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考え。 [補説]古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特...
いじ‐とうせき【維持透析】
腎不全の治療のため日常的に透析を続けること。病院で行う血液透析と、自宅で行う腹膜透析とがある。血液透析の場合、1回3〜4時間の透析を週3回行うことが多い。
イソップものがたり【イソップ物語】
古代ギリシャの説話集。イソップの作と伝えられる。前3世紀ごろの成立。多く動物を主人公とする寓話(ぐうわ)に託して日常的な道徳教訓を説いたもの。→伊曽保(イソホ)物語
いちにちゆめのさく【一日夢の柵】
黒井千次の短編小説集。日常の奥底に潜む闇を描いた。平成18年(2006)刊行。同年、第59回野間文芸賞受賞。
いちねん‐さんぜん【一念三千】
天台宗の教旨で、日常の人の心の中には、全宇宙の一切の事象が備わっているということ。