ゆ‐らい【由来】
[名](スル)物事がそれを起源とするところ。また、物事が今までたどってきた経過。来歴。由緒。いわれ。「伝説に—する地名」「神社の—を調べる」 [副]昔からそのようであるさま。もともと。元来。...
ゆる【緩】
[形動ナリ] 1 締め方がきつくないさま。ゆるいさま。「(髪ヲ)いと—にひき結はせ給ひて」〈栄花・楚王の夢〉 2 ゆっくりとしたさま。「花誘ふ風—に吹きける夕暮れに」〈宇津保・国譲下〉 3 寛大...
よう【庸】
[常用漢字] [音]ヨウ(漢) 1 人をやとい用いる。「登庸(とうよう)」 2 並みである。かわりばえがしない。かわらない。普通。「庸愚・庸君/中庸・凡庸」 3 昔の課税の一。労役の代わりに布な...
よう【様】
1 姿・形。ありさま。ようす。「日ごろありつる—、くづしかたらひて、とばかりあるに」〈かげろふ・上〉 2 方法。やり方。「その山見るに、さらに登るべき—なし」〈竹取〉 3 理由。事情。わけ。「参...
よう‐し【夭死】
[名](スル)年が若いうちに死ぬこと。わかじに。夭折。「—してとくの昔になくなったが」〈寅彦・読書の今昔〉
よう‐じ【楊枝/楊子】
《もと楊柳の材を用いたところから》 1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするのに用いる、先をとがらせた細く短い木の棒。つま楊枝。小楊枝。 2 歯のあかをとり、きれいにするため...
よう・す【用す】
[動サ変]《「ようず」とも》用いる。「願ひにしたがひてこれを取り—・す」〈今昔・二・八〉
よう‐せい【妖星】
昔、凶事の前兆と信じられた不吉な星。彗星(すいせい)や流星などをいう。
よう‐ひん【洋品】
1 西洋風の品物。特に、洋装に必要な衣類・装身具や身の回り品など。「—雑貨」 2 舶来品。「昔時は我国人の—を愛する只玩弄の具に過ぎざるのみ」〈津田真道・明六雑誌五〉
ようやく【漸く】
[副] 1 長い間待ち望んでいた事態が遂に実現するさま。やっとのことで。「戦争が終わり—平和になった」 2 苦労した結果、目標が達成できるさま。かろうじて。何とか。「迷ったすえに—たどりついた」...