まる‐た【丸太】
1 皮をはいだだけの材木。丸材。まるたんぼう。 2 (「丸田魚」とも書く)コイ科の魚。全長約50センチ。体形・体色はウグイによく似るが、婚姻色は腹側に1本のみ現れる。本州中部地方から北の河口域や...
まるたまち‐どおり【丸太町通り】
京都市街地を東西に走る幹線道路の呼び名。平安京の春日小路にあたり、現在の京都御所の南を通る。全長約8.5キロ。
マルメロ【(ポルトガル)marmelo】
バラ科の落葉高木。葉は卵形で、裏面に灰白色の毛が密生。5月ごろ、白か淡紅色の5弁花を開き、洋梨状の黄色い実を結ぶ。実は香気があり甘酸っぱく、生食や砂糖漬けにする。イラン地方の原産で、日本には江戸...
まる‐もち【丸持(ち)】
《「まる」は金銭の意》金を持っている人。金持ち。金満家。「—後家の男めかけでもあろうかと」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
まん‐さく【満作】
1 穀物がよく実ること。豊作。「豊年—」 2 マンサク科の落葉小高木。山地に生え、2、3月ごろ葉より先に、枝いっぱいに黄色い花が咲く。花びらは線状で4枚ある。葉は菱状円形か倒卵形で互生し、秋に黄...
まんしゅう‐こく【満州国】
満州事変により中国東北地方を占領した日本が、1932年、清朝最後の皇帝溥儀(ふぎ)(宣統帝)を執政として建国した傀儡(かいらい)国家。首都は新京(今の長春)。1934年に溥儀の皇帝即位によって帝...
マンドリュー‐ラ‐ナプール【Mandelieu-La Napoule】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県の観光保養都市、カンヌの西郊の町。赤い岩肌の断崖が続く景勝地コルニッシュ‐ド‐レステレルに位置し、14世紀の要塞を改築したラ‐ナプール城がある。毎年2月に春の...
まんば‐づる【万羽鶴】
鹿児島県の出水(いずみ)平野で秋から春にかけて、1万羽以上のナベヅル・マナヅルが越冬のために飛来すること。国の特別天然記念物。
まんぽうざん‐じけん【万宝山事件】
1931年7月、中国東北部(旧満州)の長春近郊、万宝山で起こった朝鮮人農民と中国人農民の衝突事件。世界恐慌下、同地に移住した朝鮮人が水路工事を強行したことに対し、中国側が日本帝国主義の手先の行動...
まん‐りょう【万両】
サクラソウ科の常緑小低木。暖地の山林中に生え、高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で厚く、縁に波状のぎざぎざがある。夏、白い小花を散房状につけ、実は球形で赤く熟し、翌年春まで木に残る。正月に...