はるとり‐の【春鳥の】
[枕]春の鳥のようにの意から、「音(ね)のみ泣く」「さまよふ」にかかる。「—音のみ泣きつつあぢさはふ夜昼知らず」〈万・一八〇四〉
はん‐や【半夜】
1 まよなか。夜半。また、子(ね)の刻から丑(うし)の刻まで。「—行人稀なる築地居留地を歩して」〈芥川・開化の殺人〉 2 一夜を二分したその半分。「—の宴」 3 江戸時代、京都島原・大坂新町など...
ばった【飛蝗/蝗虫/蝗】
直翅(ちょくし)目バッタ科と近縁の科の昆虫の総称。頭部は大きく、触角は短い。前翅(まえばね)はやや厚めで、その下に膜質の後ろ翅が扇子状に折り畳まれる。後脚は太く長く、よく跳躍する。卵は塊にして土...
パワー‐ランチ【power lunch】
1 有力者たちの昼食会。特に、経営者が投資家を招待して行う昼食会。 2 転じて、仕事の打ち合わせをしながらとるランチ。ビジネスランチ。
ひ【日】
1 (「陽」とも書く) ㋐太陽。日輪。おひさま。「—が昇る」「—が沈む」「—が傾く」 ㋑太陽の光線。日ざし。日光。「—がさす」「—に干す」「—に焼ける」 2 日の出から日没までの間。ひるま。「—...
ひ‐あし【日脚/日足】
1 太陽が東から西へ移っていく動き。「—が早い」 2 日が出てから沈むまでの時間の長さ。昼間の時間。「—が延びる」 3 雲の切れ目や物のすきまからさす太陽の光線。ひざし。 4 蝋燭足(ろうそくあ...
ひ‐かげ【日影】
1 太陽の光。日ざし。「初夏の—は真直に…照渡っているので」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 昼間の時間。日あし。「今日の—も程無くて」〈仮・竹斎・下〉
ひき‐ぼし【引き干し】
引きのばして日に干したもの。特に、海草の類。「昼、あなたに—奉れたりつる返り事に」〈源・夢浮橋〉
ひ‐しごと【日仕事】
1 昼の間にする仕事。 2 1日で仕上がる仕事。 3 1日分として割り当てた仕事。
ひっ‐そく【逼塞】
[名](スル)《せまりふさがる意》 1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に—する」 2 江戸時代の武士や僧侶に科された刑罰の一。門を閉ざして昼間の出入りを許さないもの。閉門より...