でかけ‐すがた【出掛け姿】
1 外出するときの姿。よそゆきの姿。 2 遊女が客に呼ばれて置屋から揚屋へ出かけて行くときの晴れ姿。「この夕ざれの—、端居して見せまゐらすに」〈浮・一代女・二〉
でしょ◦う
[連語]《丁寧な断定の助動詞「です」の未然形+推量の助動詞「う」》「だろう」の丁寧な表現。「明日は晴れる—◦う」「本人も懲りたの—◦う」
とう【陶】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]すえ 1 焼き物。「陶器・陶工・陶土/彩陶・製陶」 2 人格を練りあげる。教え導く。「陶冶(とうや)/薫陶」 3 うちとけて楽しい。「陶酔・陶然」 ...
ときと‐して【時として】
[副] 1 場合によって、ある物事が起こるさま。時には。たまに。「—晴れ間が出ることもある」 2 (あとに打消しの語を伴って)少しの間もある状態にいられないさま。ひとときも。「心念々に動きて、—...
とくい‐び【特異日】
ある天候が、偶然とは思われないほど高い確率で現れる特定の日。2月7日の春一番、11月3日の秋晴れなど。
どよう‐さぶろう【土用三郎】
夏の土用入りから3日目。この日が晴れれば豊作、雨ならば凶作といわれる。《季 夏》→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎(はっせんじろう)土用三郎寒四郎(かんしろう)
な・ぐ【凪ぐ/和ぐ】
[動ガ五(四)] 1 (凪ぐ)風がやんで波が静かになる。風波がおさまる。「—・いだ海」 2 (和ぐ)気持ちが穏やかになる。なごむ。「心が—・ぐ」
[動ガ上二] 1
1に同じ。「海つ路の—・...
なぐさ・む【慰む】
[動マ五(四)] 1 そのことで、一時気持ちが晴れ晴れする。気がまぎれる。なごむ。「心—・む話」 2 ㋐もてあそんで楽しむ。慰み者にする。「さんざ—・んで捨てる」 ㋑気をまぎらす。心を楽しませ...
なげき‐わた・る【嘆き渡る】
[動ラ四]長い間、ずっと嘆きつづける。嘆いて年月を過ごす。「心の闇、晴れ間なく—・り侍りしままに」〈源・松風〉
なつ‐ぞら【夏空】
夏の空。夏の晴れたまぶしい空。《季 夏》「—へ雲のらくがき奔放に/誓子」