か‐ぼく【花木】
1 花と木。 2 美しい花の咲く木。桜・梅・桃の類。花樹。
かま‐ぎ【竈木/薪】
たきぎ。「み—にすすけたれば」〈徒然・一七六〉
かみ‐きょうぎ【紙経木】
経木1に似せて作った包装紙。
かみ‐の‐き【紙の木】
コウゾ・ガンピ・カジノキなど、和紙の原料となる木。
かやり‐ぎ【蚊遣り木】
蚊を追い払うためにいぶす木。
かゆ‐の‐き【粥の木】
「粥杖(かゆづえ)」に同じ。《季 新年》「—や女夫(めをと)の箸の二柱/才麿」
から‐き【唐木】
《中国を経て渡来したところから》熱帯産の上等な木材。シタン・コクタン・ビャクダン・タガヤサンなど。
かれ‐き【枯れ木】
1 枯れた木。 2 葉の落ちつくした木。《季 冬》「家遠し—のもとの夕けぶり/召波」
かんこ‐の‐き【かんこの木】
コミカンソウ科の落葉低木。海岸近くの山野に自生。葉は細長い倒卵形で、厚い。雌雄異株。夏、淡緑色の小花をつける。実は熟すと裂けて赤い種子が現れる。本州南西部・四国・九州・沖縄に分布。
かんざんらくぼく【寒山落木】
正岡子規の句集。5巻。子規の死後、大正13〜15年(1924〜26)刊。明治18〜29年(1885〜96)の作品1万2700句を分類して稿本としたもの。