き‐せい【棋聖】
1 囲碁・将棋で、技量の特にすぐれた人。 2 囲碁・将棋で、棋聖位に与えられる称号。棋聖戦の勝者がタイトルを獲得する。将棋は昭和37年(1962)、囲碁は昭和51年(1976)に創設。 3 江戸...
きせい‐さよう【気成作用】
マグマ固結の末期に、マグマから分離した高温のガス成分によって鉱物が生成したり岩石が変質したりする作用。
きぜん‐げん【既然言】
国文法でいう已然形(いぜんけい)の古い言い方。江戸末期の国学者鈴木重胤(すずきしげたね)の用語。
キネオラマ
《(和)kineorama キネマとパノラマの合成語》パノラマに色彩光線を当てて景色を変化させて見せる装置。明治末期から大正にかけての興行物。
きやり‐くずし【木遣り崩し】
江戸末期に、木遣り歌を三味線用に編曲した俗曲。明治中期にも流行。
きゅうおうどうわ【鳩翁道話】
江戸末期の心学書。正編3巻。天保6年(1835)刊。柴田鳩翁の講話を養子遊翁が筆録したもの。7年刊の続編、9年刊続々編各3巻がある。
きゅうきょう‐うんどう【仇教運動】
清代末期の中国に起こったキリスト教排斥運動。初めは単なる反キリスト教運動だったが、しだいに排外・反帝国主義運動の性格を強め、1898年に始まる義和団事件で頂点に達した。
きゅう‐ようし【急養子】
⇒末期(まつご)養子
きょう‐がま【京釜】
室町末期、京都三条釜座(かまんざ)で作られた茶釜。無文で滑らかな肌の優美なもの。
きょう‐げん【狂言】
1 日本の古典芸能の一。猿楽のこっけいな物真似(ものまね)の要素が洗練されて、室町時代に成立したせりふ劇。同じ猿楽から生まれた能に対する。江戸時代には大蔵・和泉(いずみ)・鷺(さぎ)の三流があっ...