フトゥナ‐とう【フトゥナ島】
《Futuna》南太平洋、フランスの海外領土ウォリスフトゥナ諸島の島。東隣のほぼ無人となったアロフィ島とともにフトゥナ諸島を構成する。火山性の島で起伏に富む。最高峰はプケ山(標高524メートル)...
ふどう【不動】
歌舞伎十八番の一。元禄10年(1697)江戸中村座の「兵根元曽我(つわものこんげんそが)」で市川九蔵(2世団十郎)が演じたのが初めとされる。寛保2年(1742)の「雷神不動北山桜(なるかみふどう...
ふどう‐じ【不動寺】
群馬県甘楽(かんら)郡南牧(なんもく)村にある黄檗(おうばく)宗の寺。山号は、黒滝山。開創は嵯峨天皇の時代という。江戸時代に潮音道海が中興。
ふどうちょう【不同調】
日本の文芸誌。雑誌「新潮」の編集者であった中村武羅夫が、菊池寛の創刊による文芸誌「文芸春秋」の対抗誌として、大正14年(1925)に創刊。昭和4年(1929)休刊。同人に、岡田三郎、間宮茂輔、尾...
ふどうななえ‐たき【不動七重滝】
奈良県南部、吉野郡下北山(しもきたやま)村にある滝。釈迦(しゃか)ヶ岳に源を発する前鬼(ぜんき)川中流にある落差100メートルの7段からなる名瀑。ふどうななえのたき。
ふな‐くらべ【船競べ】
船をこいで速さを競いあうこと。漁村の祭礼などで行われる。
ふな‐ずし【鮒鮨】
熟(な)れ鮨の一種。鮒を塩漬けにしたあと、塩を洗って米飯と交互に漬け込み、重石(おもし)をして自然発酵させたもの。琵琶湖の名産。《季 夏》「—や彦根の城に雲かかる/蕪村」
ふ‐にょう【富饒】
[名・形動]「ふじょう(富饒)」に同じ。「四隣を—にして」〈中村訳・西国立志編〉
ふ‐はん【浮泛/浮汎】
[名・形動](スル)《「泛」「汎」も浮かぶ意》 1 浮つくこと。また、そのさま。だらしのない状態。「一試して功を成し—して定まらざる人に愈ること遠しと云り」〈中村訳・西国立志編〉 2 水に浮かび...
ふ‐びん【不敏】
[名・形動] 1 機敏でないこと。また、そのさま。「小さい穴を、木村は—にして見付けなかったのである」〈鴎外・田楽豆腐〉 2 才知・才能に乏しいこと。また、そのさま。多く自分のことをへりくだって...