よしむら‐パターン【吉村パターン】
円筒を上下からつぶしたときに現れる変形構造。折り目は直角二等辺三角形が連続したダイヤモンド型のパターンになることを、昭和26年(1951)に工学者の吉村慶丸が見出した。このパターンを施した円筒構...
よしむら‐りゅう【吉村流】
日本舞踊の上方舞の流派の一。明治中期に吉村ふじが創始。繊細で軽妙な技法を特色とする。
よしわら‐すずめ【吉原雀】
吉原の遊郭にしばしば出入りして、その内情に通じている人。 歌舞伎舞踊。長唄。本名題「教草(おしえぐさ)吉原雀」。初世桜田治助作詞、富士田吉治・杵屋作十郎作曲。明和5年(1768)江戸市村座初...
よ‐じ【余事】
1 本筋以外の事柄。他事。「—には全く関知しない」 2 本業以外に余力や余暇でする仕事。「職業を以て本文となし、…芸文を以て—となせり」〈中村訳・西国立志編〉
余喘(よぜん)を保(たも)・つ
やっと生き長らえている。また、滅びそうなものがかろうじて続いている。「岸本わずかに—・ち、菅また悄然(しょうぜん)」〈藤村・春〉
よそ‐ごころ【余所心】
よそよそしい心。冷淡な心。「夕顔の花噛(か)む猫や—」〈蕪村句集〉
よた【与太】
[名・形動]《「与太郎」の略》 1 愚かで役に立たないこと。また、そのさまや、そのような人。「子供は多勢(おおぜい)で、—なものばかり揃って居て」〈藤村・破戒〉 2 いいかげんなこと。でたらめな...
よ‐とう【与党】
1 政党政治において、政権を担当している政党。政権与党。政権党。⇔野党。 2 くみする人々。同調する仲間。「—の一人なる近江人の捕縛より発覚せらるるに至った」〈藤村・夜明け前〉 [補説]国会では...
よなおし‐いっき【世直し一揆】
幕末から明治初年の世直しを標榜した農民一揆の総称。貧農や小作人層が中心となり、地主・高利貸しなどに対して、小作地・質地の返還、商人・高利貸しの特権排除、村役の罷免などを要求してうちこわしを行った。
よ‐なが【夜長】
夜の長いこと。特に、9月・10月ころ、夜が非常に長く感じられること。「秋の—」《季 秋》「山鳥の枝踏みかゆる—かな/蕪村」