おしの‐はっかい【忍野八海】
山梨県南東部、南都留郡忍野村にある八つの湧水池。富士山の溶岩下の伏流水が湧出したもの。平成25年(2013)「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の一つとして世界遺産に登録された。→富士山
オジョルスキー【Ozerskiy/Озерский】
ロシア連邦、サハリン州(樺太)南部の村。コルサコフの東約40キロメートルに位置し、アニワ湾に面する。1945年(昭和20)以前の日本領時代には長浜(ながはま)と称し、昆布の産地として知られた。
おすたか‐やま【御巣鷹山】
群馬県南西部、多野郡上野村にある山。標高1639メートル。 [補説]昭和60年(1985)8月12日、羽田発大阪行きの日本航空機が迷走のすえ付近の尾根に墜落、520名の犠牲者を出した。
オスティオナル【Ostional】
コスタリカ北西部、ニコヤ半島の太平洋岸の村。アリバダとよばれるヒメウミガメの集団産卵が見られ、周辺一帯は自然保護区に指定されている。
おせんじょうきょう‐じゅうてんちょうさちいき【汚染状況重点調査地域】
福島第一原子力発電所事故で放出された放射性物質による環境の汚染状況について、放射性物質汚染対策特別措置法に基づいて、重点的な調査測定が行われる地域。放射線量が1時間あたり0.23マイクロシーベル...
おそ‐ざくら【遅桜】
遅咲きの桜。《季 春》「風声の下(お)り居の君や—/蕪村」
おそめ【お染】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「道行浮塒鴎(みちゆきうきねのともどり)」。4世鶴屋南北作詞、初世清元斎兵衛作曲。文政8年(1825)江戸中村座初演。心中しようと隅田川の堤へ来かかったお染と久松に、猿回...
おち‐こち【遠近】
1 遠い所と近い所。あちらこちら。「鶏の声も—に聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 将来と現在。昔と今。「またまつく—兼ねて言(こと)は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」〈万・六七四〉
おち‐ま【落(ち)間】
1 他の部屋よりも床が一段低い部屋。おちくぼ。「長四畳の—にでも、肩身の狭い日々をくすぶっているとしたら」〈嘉村・秋立つまで〉 2 京阪地方の歌舞伎劇場で、平土間のこと。
お‐ちょう【御帳】
1 江戸時代、犯罪者の罪状や所在などを記録した奉行所の帳簿。 2 江戸時代、勘当・除籍された者を記載した帳簿。町村の名主が保管した。