にょうどう‐かつやくきん【尿道括約筋】
1 尿道を環状に囲む筋線維束。平滑筋の内尿道括約筋と横紋筋の外尿道括約筋があり、蓄尿時には収縮し、排尿時には弛緩(しかん)する。 2 「外尿道括約筋」の解剖学での呼称。
にょうぼう‐しょうぞく【女房装束】
平安時代、朝廷の後宮に仕える女房の服装。宮中内に起居するので、奉仕のときに朝服を着用した。後世、俗にいわれる十二単(じゅうにひとえ)で、白小袖の上に紅の袴(はかま)をはき、単(ひとえ)・五衣(い...
にらみ‐よきん【睨み預金】
銀行が拘束預金としての措置はとらないが実質的には拘束をかけており、銀行に債務がある預金者が引き出せない状態にある非担保預金。
にわ‐せん【庭銭】
1 遊里で紋日(もんび)に遊ぶことを約束した客が、遊女や揚屋などの奉公人に与える祝儀の金。「太夫様より宿への時服、—まきちらす」〈浮・一代男・八〉 2 江戸時代、街道の宿駅の問屋場に荷物を一時預...
にんい‐しゅっとう【任意出頭】
刑事訴訟法上、身体の拘束を受けていない被疑者が、取り調べを受けるため自発的に捜査機関に出頭すること。
ぬい‐はく【縫箔】
1 刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)を併用して布地に模様を表すこと。また、そのもの。 2 1で模様を表出した能装束。主に女役の着付けに用いる。
ぬき【貫】
柱と柱、束(つか)と束の間を横に貫いてつなぐ材。位置により頭貫(かしらぬき)・内法貫(うちのりぬき)・地貫(じぬき)などとよぶ。貫木(ぬきぎ)。「—を渡す」
ぬぎ‐さげ【脱ぎ下げ】
能装束の着方の一。着流しにした唐織(からおり)などの右袖を脱いで後ろに垂らすもの。狂女物に多い。脱ぎ掛け。
ね【根】
1 維管束植物の基本器官の一。普通は地中にあって、植物体を支え、水・養分を吸収する。先端に根冠に包まれた生長点があり、根毛をもつ。「植木の—がつく」「竹が—を張る」 2 立ったり生えたりしている...
ね‐がらみ【根絡み/根搦み】
1 根がはびこること。 2 柱の根元や束(つか)などを連結する木。ねじがらみ。 3 セキショウの別名。