おりべ‐づかさ【織部司】
律令制で、大蔵省に属し、錦(にしき)・綾などを織り、また、染め物をつかさどった役所。おりべのつかさ。
かが‐ぞめ【加賀染】
1 加賀絹を染める方法。また、その染め物。梅染めを何度も繰り返した黒梅染や、加賀友禅など。加賀兼法(かがけんぽう)。 2 染め色の名。黄みを帯びた赤色。
かたつけ‐ぞめ【型付け染(め)】
型付けで模様をつけた染め物。捺染(なっせん)。
かち‐ぞめ【褐染(め)】
褐色(かちいろ)に染めること。また、その色の染め物。かちんぞめ。
かりやす‐ぞめ【刈安染(め)】
カリヤスで染めた黄色。また、その染め物。
がら‐ぞめ【柄染(め)】
文様を染め出すこと。また、その染め物。
きょう‐ぞめ【京染(め)】
京都で染めた、また京都風の染め物の総称。鹿(か)の子染め・友禅染の類。
くちなし‐ぞめ【梔子染(め)】
くちなし色に染めること。また、その染め物。
くれない‐ぞめ【紅染(め)】
紅で染めた色。また、その染め物。
こう‐や【紺屋】
《「こんや」の音変化》染め物を業とする者。また、その家。もと、藍で布を紺色に染める者をさした。染色を行う家は、古くは、紺屋・紅屋・茶屋のように、得意とする専門の染め色で独立していた。こんかき。こ...