さいぼう‐かく【細胞核】
真核細胞にふつう1個ある球形の構造物。核膜に包まれ、核液、染色質、1ないし数個の仁(じん)からなる。細胞分裂のさいには核膜と仁が消失し、染色質は染色糸の状態を経て染色体になる。核。
さ‐ね【実/核】
《「真(さ)根(ね)」の意》 1 果実の中心にある堅い部分。種。 2 板と板をつなぎ合わせるとき、一方の板の側面に作る細長い突起。 3 陰核。 4 障子や壁の下地となる骨組み。壁下地。 5 根本...
ざ‐ね【実/核】
[接尾]《「さね」の音変化》名詞に付く。 1 根本のもの、そのものとなる意を表す。「先に生(あ)れし三柱の女子(をみなご)は、物—汝(いまし)が物に因りて成れり」〈記・上〉 2 その中の主となる...
しこうさ‐じょうかく【視交叉上核/視交差上核】
左右の視神経が交差する視交叉の上部にある神経細胞の集まり。光の入力を受けて、約24時間周期のサーカディアンリズムを生み出し、生物の体内時計を調整する役割を果たす。SCN(suprachiasma...
ししょうか‐かく【視床下核】
大脳基底核を構成する神経核の一つ。淡蒼球外節から抑制性の出力を受け、淡蒼球外節および淡蒼球内節・黒質網様部へ興奮性の出力を行う。
しゅ‐かく【種核】
種子の種皮につつまれた中身。胚乳(はいにゅう)と胚。
しんけい‐かく【神経核】
脳や脊髄の中にある、神経細胞体が塊状に集まっている場所。灰白質の一つ。大脳基底核・視床下核・顔面神経核・側坐核・尾状核・赤核など。神経回路の分岐点・中継点としての役割を果たす。核。
じ‐かく【痔核】
直腸や肛門周辺の静脈が鬱血(うっけつ)し、いぼ状になった状態。出血や痛みを伴うことが多い。いぼ痔。
じょう‐かく【娘核/嬢核】
細胞分裂における核分裂でできた二つの核。もとの核を母核(ぼかく)とよぶのに対していう。むすめかく。
むすめ‐かく【娘核】
⇒じょうかく(娘核)