あい‐じん【愛人】
1 愛するいとしい人。また、性的な関係にある相手。情婦。情夫。情人。 2 人を愛すること。「必竟—の本心より出て」〈福沢・文明論之概略〉 →恋人[用法] [補説]書名別項。→愛人
あい‐せっ・する【相接する】
[動サ変][文]あひせっ・す[サ変] 1 互いに触れる。接し合う。「二つの曲線が—・する点」 2 つきあう。交際する。「唯人と人と—・して其心に思う所を言行に発露するの機会」〈福沢・文明論之概略〉
あら‐すじ【粗筋/荒筋】
およその筋道。あらまし。概略。特に、小説・演劇・映画などのだいたいの内容。梗概(こうがい)。「前号までの物語の—」
あらまし
[名] 1 事柄のだいたいのところ。概略。「事件の—を話す」 2 前もって先のことをあれこれ考えること。予想。予定。「かねての—みな違(たが)ひゆくかと思ふに」〈徒然・一八九〉 [副] 1 ...
いっ‐きょ【逸居】
[名](スル)気楽に暮らすこと。「安楽—して何事をも為さず」〈福沢・文明論之概略〉
いっ・する【逸する】
[動サ変][文]いっ・す[サ変] 1 ㋐ある枠から外れる。それる。「常軌を—・した行為」 ㋑《「佚する」とも書く》なくなる。散逸する。「本文を—・した古文書」 ㋒心のままに過ごす。気ままに楽しむ...
いん‐ぷ【殷富】
[名・形動]《「殷」は盛んの意》栄えて豊かなこと。また、そのさま。「貿易を業として、—を極め」〈竜渓・経国美談〉 「下は貧にして上は—なる時節と云う可し」〈福沢・文明論之概略〉
うん‐どう【運動】
[名](スル) 1 物が動くこと。物体が時間の経過とともに空間的位置を変えること。「振り子の—」「天体—」⇔静止。 2 からだを鍛え、健康を保つために身体を動かすこと。スポーツ。「肥満防止のため...
おう‐しゃ【往者】
1 行く人。⇔来者。「—の便利は来者の不便なり」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「者」は漢文の助辞》過ぎ去ったこと。また、その時。既往(きおう)。⇔来者。
おお‐よそ【大凡/凡】
[名・形動] 1 だいたいのところ。あらまし。「計画の—を説明する」 2 ひととおりであること。普通。「ひととせはいたく—にこそおもしろしと見え給ひしか」〈宇津保・楼上上〉 [副] 1 細部...