オーバールール【overrule】
《元来は、上級審が下級審の判決を破棄する、裁判長が異議を却下する、などの意》テニスの試合で、ラインズマン(線審)の判定について、主審がミスジャッジと判断した場合、これを主審の権限で訂正すること。
かいさん‐けん【解散権】
議会を解散する権限。日本では、実質的に、内閣総理大臣が衆議院を解散する権限を持つ。→七条解散 [補説]憲法第七条は、天皇が内閣の助言と承認により衆議院を解散する、と定めているが、天皇は国政に関す...
かいじょう‐ほあんかん【海上保安官】
海上警備・海難者救助・海図作成・灯台や航路標識の設置など海上の安全確保に関する業務を行う海上保安庁の職員。特別司法警察職員として、海上で発生した事件について一般の警察官と同等の権限を行使する。必...
かくぎ‐けってい【閣議決定】
憲法や法律で内閣の職務権限とされる事項や国政に関する重要事項で、内閣の意思決定が必要なものについて、全閣僚が合意して政府の方針を決定する手続き。法律や条約の公布、法律案・予算案・条約案などの国会...
かくぎ‐りょうかい【閣議了解】
本来は主務大臣の権限で決定できる事案であるが、国政全体への影響が大きいものについて、閣議に諮って内閣全体の了解を得る手続き。→閣議決定
カジノかんり‐いいんかい【カジノ管理委員会】
カジノ事業者を管理・監督する内閣府の外局。事業者への立入検査や行政指導などをおこなう強い権限をもつ。
かすみがせき‐ぶんか【霞が関文化】
慣例を守って改めようとせず、予算を手に政治家・業界と癒着して権限を一手に握ろうとする中央官庁の官僚気質を揶揄する言い方。→永田町文化
かん‐かつ【管轄】
[名](スル)権限をもって支配すること。また、その支配の及ぶ範囲。「国土交通省が—する機関」「—外」
かんかつ‐ちがい【管轄違い】
1 裁判上の申し立てにつき、これを受理した裁判所が管轄権をもたないこと。 2 行政法上、不服申し立て、審判の申し立てなどを受理した行政庁が、その審理・判断をする権限をもたないこと。
かん‐がい【管外】
権限の及ぶ区域の外。管轄区域の外。⇔管内。