マンモス【mammoth】
1 新生代第四紀の更新世後期に生息し、最終氷期に絶滅した象。ユーラシア大陸北部からアラスカ・カナダ東部にかけて化石が出土。インドゾウに近縁で、体高約3.5メートル、全身が30〜40センチの長い剛...
マークスのやま【マークスの山】
高村薫のミステリー小説。南アルプスで発見された白骨死体と、3年後に東京で起きた連続殺人事件とを結ぶ謎を追う刑事の姿を描く。平成5年(1993)発表。同年、第109回直木賞受賞。平成7年(1995...
ミイラ【(ポルトガル)mirra】
人間や動物の死体が腐敗せずに原形に近い状態を保っているもの。土地や空気の乾燥・寒冷などによる天然のものと、宗教上の理由から遺体の保存を望み、種々の防腐・保存処置を施して作る人工のものとがある。エ...
みず‐かび【水黴】
ミズカビ目ミズカビ属の菌類の総称。水中で生活し、動植物の死体などに生え、毛状の菌糸体を伸ばす。
みたて‐さつじん【見立て殺人】
推理小説の題材として使われる殺人の一。伝説、物語、詩などに見立てて、殺人を犯したり、死体や殺害現場を装飾したりすること。童謡に見立てた場合は特に童謡殺人とよばれる。
むくろ【躯/骸/身】
1 死体。なきがら。また、首のない胴体だけの死体。「冷たい—と化す」 2 朽ちた木の幹。 3 からだ。特に、胴体。「かしらは猿、—は狸(たぬき)、尾はくちなは」〈平家・四〉
もぬけ‐の‐から【蛻の殻】
1 蝉や蛇のぬけがら。もぬけ。 2 人の抜け出たあとの寝床や住居。「捜査員が踏み込んだ時には、部屋はすでに—だった」 3 魂の抜け去った体。死体。
も‐や【喪屋】
1 墓の近くに造った、遺族が喪中を過ごす家。 2 本葬まで死体を安置しておく所。もがりのみや。あらき。「乃ち其処に—を作りて」〈記・上〉
モルグ【morgue】
1 死体置き場。 2 新聞社の資料室、調査室。 [補説]書名別項。→モルグ
モルグ【(ドイツ)Morgue】
ドイツの詩人ベンの処女詩集。1912年発表。邦題は「死体公示所」とも表記する。