かんさつ‐い【監察医】
不審死体の検案や解剖を行い、死因を解明することを任務とする医師。
かん‐りん【寒林】
1 冬枯れの、寒々とした林。《季 冬》「野の入日燃えて—の道をはる/秋桜子」 2 《(梵)Śitavanaの訳》インドのマガダ国にあった林の名。山深く気温が低い所で、死体を捨てる場所であったとい...
寒林(かんりん)に骸(かばね)を打(う)つ
死後、悪道に落ちて苦しんだ人の霊魂が、その苦しみを自分の肉体が働いた悪業のためだといって、寒林にある自らの死体をむち打ったという「天尊説阿育王譬喩経」にみえる説話。
がい‐こつ【骸骨】
1 死体の皮や肉が腐り落ちて、骨だけになったもの。白骨。 2 からだの骨。骨格。
きがぼくし【飢餓牧師】
《原題、(ドイツ)Der Hungerpastor》ラーベの長編小説。1864年刊。全3巻。「アブー‐テルファン」「死体運搬車」とともに「シュトゥットガルト3部作」とよばれる。
き‐し【棄市】
古代中国の刑罰の一。公衆の面前で打ち首にして、その死体を市中にさらすこと。
きゅう【柩】
[音]キュウ(キウ)(漢) [訓]ひつぎ 死体を納める箱。棺桶。「柩車/霊柩」
きょうとさつじんあんない【京都殺人案内】
和久峻三による推理小説のシリーズ名。京都府警の警部補音川音次郎が活躍する。第1作「死体の指にダイヤ」は昭和52年(1977)刊行。
キョンシー【僵屍/殭屍】
《(中国語)》硬直した死体。中国では、死体は長い時間が経過すると、悪霊になって人に害を与えるという俗信がある。
キンスト‐レーキ【Kunst lijk】
人体の全体または一部をかたどった、金属の支柱と紙粘土でできた人体模型。オランダ語で「人工の死体」を意味する。17世紀末にヨーロッパで作られるようになった蝋製のワックスモデルに比べ安価で丈夫なため...