生(しょう)を隔(へだ)・つ
あの世とこの世とに別れる。死別する。「只—・てたるが如くにぞ思召(おぼしめ)されける」〈保元・下〉
しんせい【新生】
《原題、(イタリア)La Vita Nuova》ダンテの詩文集。1293年ごろ成立。美少女ベアトリーチェとの愛と死別とをつづったもの。
島崎藤村の小説。大正7〜8年(1918〜19)発表。妻...
せい‐べつ【生別】
[名](スル)互いに生き別れになっていること。「—した母にめぐりあう」⇔死別。
せん‐さい【先妻】
死別・離別した妻。もとの妻。前妻。⇔後妻(ごさい)。
ぜつ‐げん【絶弦/絶絃】
《中国で、琴の名人伯牙(はくが)が、自分の琴をよく理解していた鍾子期(しょうしき)が死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じ...
そう‐ふ【孀婦】
夫と死別し、再婚していない女性。未亡人。寡婦(かふ)。「又—公然と再蘸す」〈村田文夫・西洋聞見録〉
たんしん‐せたい【単身世帯】
ひとり暮らしであること。未婚のほか、別居・離婚・死別・子の独立などにより単身で暮らす人のこと。単独世帯。シングル世帯。
だん‐げん【断弦/断絃】
1 楽器の弦が切れること。また、切れた弦。 2 《琴瑟(きんしつ)を夫婦の仲にたとえるところから》妻に死別すること。妻の死。
ちえこしょう【智恵子抄】
高村光太郎の詩集。昭和16年(1941)刊。恋愛から、結婚、死別までの、妻智恵子への愛を歌う。
中村登監督による映画の題名。昭和42年(1967)公開。
と、佐藤春夫による小説「小説智恵子抄...
つい‐の‐わかれ【終の別れ】
最後の別れ。死別。「世の事として、—をのがれぬわざなめれど」〈源・椎本〉